【北摂】師走の五月山縦走24kmチャレンジウォーク
【山 域】 池田市/五月山から妙見口縦走 24km 【日 時】 2013年12月23日(月・祝) 【メンバー】MICKEY・矢問 参加者715名 【コース】絹延橋駅前9:00~(9:30出発予定)→紀部神社→日の丸展望台 →エキスポ90みのお記念の森→鉢伏山→止々呂美 →箕面森町→吉川峠→妙見口駅 |
師走の3連休最終日は天気も良くて、風もないのでこの時期偏西風で某国から飛んでくる PM2.5も少ないという予報。「さて、今年も歩き納めに、速歩の長距離に参加しようか」と僕。 「あれはメチャ速い速度で最後までほとんど休憩も無く歩くので、去年はしんどかったわ~。 今年は、荷物をできるだけ軽くするわ」と昨年初参加したMICKEYは、いつものザックから ナップサックに必要物を詰め替えていた。「僕もできるだけ軽くしようかな・・・」とゴソゴソ・・。 先週は、6日間ほどベトナムや暑いタイで食べ過ぎて、体重が戻ってしまい僕も体が重い。 2013年歩き納めは、一昨年そして去年に続き「能勢電チャレンジハイキング24km 」 のロングウォークに参加することにした。50歳を過ぎてからはガツガツと速歩で登山するのは やめたが、このチャレンジハイクは、唯一若き頃の速歩で歩く「歩き納め」として参加している。 自分の体力や脚力のバロメーターにもなるので、たまには速歩も良い。 一昨年のコースと後半は一部重なる、今回は南からの設定ルートになっている。 MICKEYが一人で良く行く五月山の登りルートとまた違う所からとりつくようだ。 近いので、集合場所まで30分もかからず安上がりで済むのも年末には良い。 絹延橋駅で降りて集合地の猪名川右岸の広場に9時前に着いたが、もう100人位並んでいる。 毎年すごい参加者で、出発前には駅近くまで長蛇の列。後ろを見ると500人を超えている様子。 「最初の登りで、また何人も息が切れる人が出て抜いていくことになるさ」と僕。 途中のみのお記念の森付近でリタイアするときの注意や、4時半までにゴールすることなどの 注意をメガホンで言う係員。毎月あるのんびりした能勢電ハイクとはひと味違うチャレンジハイク。 |
9:05 今年も出発予定9時半の前に出発となった。24kmにするためか、目の前の橋を渡らず、 まずは南下して次の橋を渡り国道173号線沿いに北上し、河原に下りて更に北上。 振り返ると駅から対岸を南下する後続の人の列が見える。500人は越えている様子だ。 この間に僕もMICKEYも先頭集団の50人の中に入っていた。国道173号線と423号線の 分岐の木部の信号手前の信号を渡るのだが、この信号待ちで僕もMIKEYも上着を脱ぐ。 他の人はまだ着ている。「もう五月山の登りにかかる。急な登りですぐ暑くなる」と僕。 |
コーナンの右端の韓国料理屋とレッドバロンの間の民家の並ぶ細い道を入る。 紀部神社の横を通り地区の古い墓地を左に見て、日の丸展望台への道標がある静かな細い 山道へと入る。トップの能勢電スタッフ数名の内には同じ駅から乗る男性がいて、ずっと速歩で トップ集団を引っ張る。トップ集団が詰まると、後続まで影響するから速い速い。 「こんな良い雰囲気の五月山への登り道もあったのね」と五月山に良く来るMICKEY。 僕も初めての登りルートで、アベマキやコナラなどの木が多く、落ち葉の絨毯で気持ちよい。 しかし、登る速度がトップ集団は半端ではない。登りが速いMICKEYはガンガンと抜いて 登っていく。僕も最大限速く登っているがMICKEYには追いつかない。こんな速歩での登り なので、途中で息が切れて斜面で止まってしまう人が続出し、いつの間にか20人ほどの トップ集団に僕らは入っていた。「なんか見たことがある人が多い感じよね」とMICKEY。 「毎年このトップ集団には同じ顔ぶれの人が多いよ」と僕。普段はマラソンなどされている 健脚揃いで、僕らのような登山靴の人は少なくローカットシューズで身軽な荷物の人が多い。 |
このトップ集団の中には常連の女性も4~5人いる。僕らより年配の男女が多く、 女性は実に小柄だが能勢電リーダーの速歩に劣らず速いのなんの! ずっとペースが落ちない健脚の女性達で、いつも感心させられる。 |
10:05 日の丸展望台。今日は天気も良くて展望も良い。 五月山(千代山)の三角点を探しに行く人もいる。 ここからエキスポ90みのお記念の森までは、五月山ドライブウェーのアスファルト道の 速歩で疲れるが、青空と心地よい風と展望の良さに救われる。 ようらく園台地を過ぎると、今年10月にMICKEYと箕面からの帰りに歩いた道。 その時と違い、もう時期的に木々の実も目に付かなくなった。 |
11:10 エキスポ90みのお記念の森。「前に、ここから明ヶ田尾山へ向かったよね」とMICKEY。 今日はそちらに行かず、右手の展望所への登りへと進む。 「ここで先頭集団はランチタイムにします。この下のトイレのある広場でもいいですよ」と リーダー。(11:20a.m.) 僕らは下の広場に行ってランチにした。後続は相当離れているのかあまり続いて来ない。 |
ランチタイムもチャレンジハイクでは20分ほどと短いので、テルモスのお湯でカップ 味噌汁を作り、おにぎりをほおばった。 「ここでどれ位まで来たのかな。疲れた~」とMICKEY。 「このすぐ先の登りで半分の12km地点。ここから先が迷いやすいルートになる」と僕。 ミカンも4つ持ってきたのでMICKEYにも渡すが、食べられないと言う。 11:40 先頭リーダーが出発の合図。「さて、食べ食べのあとの登りはつらいぞ~」と僕。 食べた直後であり、速歩で歩いた足も疲れ、この登りには息が切れたが頑張った。 ここからは冬枯れの気持ちの良い森歩きだ。「冬枯れの森、いい感じよね」とMICKEY。 しかし、このチャレンジウォークのトップ集団は当然ながらのんびりとは歩かない。 登りはMICKEYに抜かれ、下りではMICKEYを抜いての繰り返しで、速歩が続く。 「この左200mが鉢伏山です」と係員。 |
鉢伏山への稜線まで来るとまた下りが始まる。エドヒガン桜の大きな木があるところだ。 2年前と同じく、落ち葉がたっぷりだがここからの下り斜面では滑りやすいルートとなる。 溝状の細い下りにたっぷり落ち葉が積もっていて底の状態がよくわからない。 これも2年前に経験済み。こわごわ下る前の遅い人を抜いて行くことにした。 |
右手に作業小屋風の廃屋長屋。少し先の左上には炭焼き窯跡がある。柚の木が倒れていた。 MICKEYが追いついてきた。「流石に下りは速いね」と言われる。 堰堤の下のお地蔵様を過ぎると国道道423号に出て、スノーピーク箕面自然館でトイレ休憩。 後ろから来たMICKEYが「両足が攣りかけて焦った・・・」と言う。 「まだ登りが2カ所ほどあるし、攣り予防のために芍薬甘草湯を飲んだら」とMICKEYに渡す。 2年前はこの先の階段を登る際に、僕は足を攣りかけたが、今年は階段横の迂回のスロープ 車道で上の箕面森町への道路へと出るようだ。 「助かった~。ここの階段を登るなら、足がもつかどうか、ここが一番心配だった」と僕。 |
12:45 箕面森町の造成地の道路にでた。以前よりは家が増えたが、まだまだ空き地が目立つ。 会社誘致の造成地もまだがらんとして建物がない。 光ヶ谷へと下り、吉川峠への最後の緩やかな長い登り道。「青貝山の帰路に歩いたね」と 珍しく覚えているMICKEY。 我々トップ集団は全くペースが落ちずに速歩のまま全員がリーダーと共に歩き続ける。 MICKEYにとっては得意の登り道だが、速度を落とすことなく足が攣らないように僕の やや後ろで頑張って歩いている。「しんどいけど、あと2kmほどだから頑張れよ」と僕。 |
吉川峠からあとは妙見口駅まで下りばかりの道だ。里山の景色も良くて本当に気持ちよい。 MICKEYも足が攣ることなく歩けた。「去年の方が最後しんどかったわ」とMICKEY。 今日の参加者は715名という紙が貼り出してあった。去年の540名よりも断然多い。 |
13:40 ゴールに到着。「あ~、着いた、着いた」「疲れた~」 我々先頭集団の20名ほどは、受付テーブル前に並んで参加スタンプを押してもらった。 駅前のお店で、でっちようかんを自宅に10本と、帰宅後に花のポット苗を沢山もらいに行く MICKEYの実家に持参する10本を買って妙見口駅から能勢電に乗って帰路についた。 まだ到着者が少なくて電車内もガラガラだ。 「今年もトップ集団のままゴールできたのは良かったけど、速歩はホントに疲れるなぁ」と僕。 「トップ集団にいる女性はホントに毎年速いよね~。去年のチャレンジウォークの最後の 大堂越えの登りで抜かれた女性も参加されてたわ。脚力のバロメーターになる歩き納めに 今年もなったわ」とMICKEY。 「速歩の長距離は、年に一回これだけで充分だな・・・・」と、重たい体で疲れた僕。 歩数計には 30,160歩、23.8km、消費カロリーは3,467kccal、燃焼脂肪は107.5gと出ていた。 |
本日の24kmルート |
この1つ前は「【奈良】 山ネットサポート・井足岳( 550m)」の記録です |