【西播磨】ドウダンツツジの大倉山から南東尾根バリハイ
【日 程】2014年5月4日(日曜日) 【山 域】兵庫県たつの市 大倉山(520.1m) 【コース】井関三神社・駐車場-西の峠池-大倉山(520.1m) -南西尾根-防獣網ドア-井関三神社 【メンバー】MICKEY・矢問 |
午前中に三濃山を登り、たつの市の井関三神社へと移動。 神社の鳥居の手前の民家横に参拝者駐車場があり、ここに駐車する。 出発しようとしていると姫路ナンバーのご夫妻が到着した。 「大倉山ならご一緒して良いですか」と男性。「僕らは暑がりでペースがあわないと思いますし 下山は道のない尾根を進む予定なのでご予定の近畿自然歩道を帰るルートとは違いますね。 暑いのに弱いので、すみませんが先に行きますね。ではお気をつけて」と、僕たちは出発。 |
11:10 鳥居をくぐり石の太鼓橋を渡り神社左手にも駐車場があるが、この「鳥居、燈籠、太鼓橋 を含む参道」という神社財産保護のために、車の通行は遠慮するようにと神社から協力を 求める立て札があるので車で太鼓橋を渡らないように登山者は注意したい。 神社隣の民家を回り込むように細い路地を進み、小さな橋上の腰高のトタンのシシよけ ドアを開け閉めして民家の道へと出て右へと進む。林道に入ると藤の花が咲いている。 水色のシシよけゲートを開け閉めして進むと左手のネット内に小さな祠がある。 またシシよけゲートがあり、開け閉めして林道を進む。右手に朽ちた廃車が1台ある。 |
石垣があり、藤の花がとてもきれいに咲いている。壊れた小屋がありそのまま林道を 進むも「おかしい」と気づき、先ほどの小屋の所へ戻りその西側の小さな沢を渡り尾根へ と取り付いた。リボンがあるが、どうも尾根よりも下の斜面を進んでいる。尾根に出て進 んだ方が楽だと思うが、しばらくそのリボンに従って登る。鹿の頭骨が落ちていた。 「やはり尾根筋の方が進みやすいと思う」と斜面踏み跡から尾根道へと登る。 鉄塔のすぐそばに出た。やはり尾根道の方が明確な踏み跡。 「この尾根へのとりつきが駐車場のご夫妻にはわかるだろうか」と少し気になった。 地形図を見ると、この尾根よりも、林道をそのまま進んで、次の左に見える尾根を登った 方が楽なようにも見える。わざわざCa312mを通らなくても良い気がするのだが・・・。 なかなか急な登りが続いたので、Ca312近くで休憩。木陰で涼しい。 |
12:20 左手にバドミントンをする男女が見える。西の峠池だ。ここまでは車で来られるので デイキャンプをしている人達がいた。食事を作っている最中のようだ。 僕らはすぐ上の東屋で休憩した。ここからは下の駐車場で夫人がおっしゃっていたドウダ ンツツジがずっと続く道となる。 カリヨンの鐘のところで、MICKEYが赤とんぼを奏でている。たつの市らしい選曲の音符 看板。静かな山に似合う音色だがやはり夕焼けを見ながら奏でるとさらに雰囲気が出る だろう。「息子達が小さい頃に、赤とんぼ荘におじいちゃんおばあちゃんと共に家族で 泊まりに来たことを思い出すね」とMICKEY。 |
天下台山の南尾根もなかなかのドウダンツツジの植栽だったが、ここの木のほうが もう少し年数が経っているのか大きくて太い木が多く2m位の間隔でずっと続いている。 花は天下台やまよりもさらに終盤だが、木によっては沢山まだ花を付けていた。 この山も4月半ばに登ったら素晴らしいドウダンツツジの花のトンネルに違いない。 また秋には燃えるような紅葉が楽しめるに違いない。 |
12:55 大倉山(520.1m)山頂。大きな岩がありそこで休憩。涼しいのでランチタイムにした。 その大岩の裏手に洞があるのをMICKEYが見つけた。岩を灯籠のように積み上げてある。 丹波のたぬきさんが他局をコールしていた。応答がないようなので当局からコール。 小野市のひまわりの丘公園にお孫さんといらっしゃるとのこと。うまく繋がった。 |
13:20 下山開始。南東へと進む。踏み跡はほとんど無いに等しいが、それでも通っている人はい るようだ。ブルーの荷造り紐が所々に付いている。Ca350m地点に来ると突然左右に林道 が現れた。大倉山の山頂手前で見た林道がここへ伸びているのかも知れない。 またCa320m辺りに林道が再度現れた。「もう林道で下れば」と蜘蛛の巣地獄で嫌気が さしているMICKEY。「この真新しい林道がどこに下っているのかわからないし」と僕。 予定通り尾根筋を南下する。ほとんど踏み跡がないがやはり誰かは通っている紐がある。 |
14:00 P295mを過ぎて鉄塔の所まで来た。ここからは尾根もさほどややこしくない。 樹林の木陰道で暑がりには助かる。Ca180m辺りで台地状になり少し休憩した。 左手には木々の間から集落の田畑が近くに見えた。「もうすぐだけど、あと問題はきっと あるだろう獣よけ網がどのように張りめぐらされていて、どこに出口があるかだな」と僕。 |
下って行くと神社の屋根が見えたが獣よけ網がやはり張り巡らされている。少し東へと 進んでみたらドアがあるが、針金でしばってありさび付いている。無理にあけるわけには いかない。 さらに回り込むとまたドアがあり、遠くに畑仕事をされている女性が見える。そのドアも 針金でしばってあり開けられない。しかしそれほど高くない位置なのでドア部を登って 越えられる。「仕方ない。登って越えるしかないな」ザックを降ろしてMICKEYから越えた。 「尾根筋の進路はうまくいったけど、なんとも最後が悪かったねぇ」と、MICKEY。 「ブルー紐を付けた人はどこのドア部から出たのだろうなぁ・・・」と僕。 出入り可能な獣よけ網のドア位置が明確でない事が残念な尾根ルートであった・・・。 |
14:55 井関三神社でお参りをしてから、太鼓橋を渡り駐車場へと戻った。 あの姫路ナンバーの車がなかった。山頂へ行き、近畿自然歩道でぐるっと一周したに しては早すぎる。途中で帰られたのか、尾根への登り口がわからなかったのだろうか。 やはり今日は暑かった。ここから近い格安の龍野町「はつらつの湯」に行く予定だったが、 評価の高い、さらに少し南下して揖保上の「スーパー銭湯あかねの湯・龍野店」に行って 汗を流した。ここも混んでなくて良かった。 サッパリして、龍野ICから高速に乗り、三木SAの宝塚ホテルレストランでプチ贅沢な GW限定メニューの食事をしてから、渋滞を避けて神戸三田ICで高速を下り、渋滞無く スムーズに帰宅できた。 明日5日は雨予報なので、明後日6日にまた近場の人の少ない山に行こうと思う。 |
本日のルート |
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