【北摂】7月の舎羅林山はキノコのプチワンダーランド
【山 域】北摂・舎羅林山(264.5m) 【日 付】2015年7月12日(日) 【コース】能勢電鉄・多田駅-舎羅林山-展望岩 -平野駅前-(コーナン)-)多田駅 【メンバー】矢問単独 |
昨日は蒸し暑くて天気もどんよりなので、クーラーの部屋でゴロゴロしてた。 今朝は晴天で蒸し暑さもややマシのような感じだ。 「ガソリンも高いし、朝のお散歩&朝食登山に舎羅林山へでも行こうかな」。 「今日はどのルートから登ろうか・・・。キノコの観察でもしようかな。」 ★「舎羅林山」に関しての解説についてはこのリンク記録の下部を参照 7:00 予定より2時間遅れで多田駅前から出発。汗をかかないようにのんびり歩く。 西側斜面から登れば日陰ルートなので登りも下りも直射日光が避けられる。 |
今月15日は九頭竜神社の祭りがある。九頭龍神社にも寄っていこうかと思ったが、また 15日の夜に来れば良いので、そのまま光遍寺の方へと向かった。 ★「九頭竜神社」に関しての解説については、このリンク記録の下部を参照 この時期は低山でもキノコのワンダーランド。南北に長い日本では1万種以上あり、名前 の付いているものだけでも約3,000種。微生物の中でも目に見える微生物の代表。 一般には秋がキノコの発生時期と思われているが、四季を通じて様々なキノコが発生して いる。日本の南西部の常緑広葉樹林では、むしろ梅雨時に発生するキノコが多い。 「シロオニタケも生えているかも知れないな。行ってみよう」 |
この時期は舎羅林山のような低山を歩く人は少ない。草もぼうぼう、蜘蛛の巣も多い。 山道に入るなり、キノコの姿が見え始めた。キノコのプチワンダーランドの始まりだ。 大きなネジキを見上げては、また下をキョロキョロしながら歩く。 「おっ、シロオニタケが生えていた」 1つ1つ傘と柄の形、傘の裏の状態とヒダの形状、ツボとツバの有無、胞子の色、 発生場所などを記録しつつ、数冊持って来た本でキノコの同定をしていく。 |
7:50 お地蔵さんの所を過ぎると、右手のアベマキが粉だらけ。 カシノナガキクイムシにやられているようだ。 この山も五月山同様にどんどんとやられている木が増えてきている。 |
8:10 舎羅林山 山頂。264.5m。誰もいないので静かだ。 持参した冷えているコーヒーを飲む。「あ~、ウマイ」 |
8:20 展望岩。高速道路の建設もどんどん進んでいるのが見える。 展望は良いが、日差しを避けるために少し樹林帯へと下りそこで朝食弁当タイム。 ローソンで買ってきた新発売の「新潟コシヒカリ・紅鮭弁当」。山で食べる朝食はうまい。 |
無線機を付けたら、すぐ近くの箕面の六箇山からのCQが聞こえた。 3月に奈良の二上山からCQを出されていたJR3OWV局さんだ。「お久しぶりです!」 今月の18日(土)、19日(日)に池田市である関西ハムフェスティバルに来られるらしい。 僕は18日昼から、19日は終日出勤なので、18日の夜のクラブ懇親会のみ行くと伝えた。 |
9:00 「充分涼しい風で涼んだし、そろそろ下山するか」 北の「三ツ矢サイダーの碑」のある方へ下山も考えたが、今日は素直に平野駅方面へ。 涼しい樹林帯なのでありがたい。 キノコは成長も早いが、消えるのも早いものが多い。 数日経つと同じキノコでも姿も色も違う。鹿らしき骨も落ちていた。 |
下山を始めると「鳥の死骸かな」、と思いきやキノコに沢山の毛が生えているように菌糸らしき ものが生えている。また、ヤマクロアリの巣か、赤土が盛り上がっているところが点在している。 「おや?」踏み跡にコナラの葉がそれは沢山落ちている。食い傷や穴があるがまだ青い。 この時期ならハキリバチの仲間か、カミキリムシの仲間か、チョッキリの仲間が疑われるが、 ハキリバチのような丸い切り口ではない。犯人はカミキリムシかチョッキリの仲間が濃厚だ。 岡本寺(コウホンジと読む)の方達のナラガレ防除場を過ぎて樹林帯も下りに入る。 梅雨時の苔の色はとても綺麗だ。住宅地横に出て、無線機のスイッチと蚊取り線香を消した。 |
9:20 平野駅。丁度ペットボトルのお茶500mlが無くなった。平野のコーナンに寄って少し買い物。 ここからは、建物の陰にそって多田駅までのんびりと下り道を歩いてお散歩登山も終了。 花は終わった舎羅林山だが、キノコは沢山見られる時期で楽しめた朝の散歩登山だった。 帰宅してからシャワーを浴びて、クーラーの部屋でのんびりしていると、長男夫婦が久し ぶりにやってきた。昼ご飯を食べていると、丁度、注文していた「GRANNY SMITH」 の RICOTTA CHEESE & BLUEBERRY APPLE PIE (リコッタチーズとブルーベリーの アップルパイ)が東京から届いたので、みんなで歓談しつつ美味しく頂いた。 |
本日のルート(紺色) |
この1つ前は「沢【若狭】耳川-折戸谷水系・牛谷から庄部谷山」の記録です |