【北摂】三草山・ゼフィルスの森で植樹補植


【山 域】 北摂:三草山・ゼフィルスの森
【日 時】 2018年3月18日(日)
【コース】 神山集落-ゼフィルスの森入り口-ゼフィルスの森入り口
【メンバー】森林インストラクタ-大阪会有志・森人塾修了生・トラスト協会・
      能勢みどりすとクラブ
 今日は、能勢電・山下駅で集合した森林インストラクター大阪会の仲間数名と、大阪みど
りのトラスト協会の応援活動で「三草山での捕植」に三草山に行く。

三草山は子供たちが小さい頃によく行ったり単独でヒロオビミドリシジミを観察するのに
も時々行く山であり、視覚障害の方々の登山サークル「山ネット」でもサポート登山に行
った山でもある。

第3日曜日でまたまた川西里山クラブの活動日と重なった。毎年、活動日と重なり参加で
きないことが多いのだが、今回は補植応援に参加できる者が少ないということで、川西里
山クラブの会長にメールして三草山の活動に参加できるようになった。
   
   
今回は三草山の斜面に鹿よけネットを張った区画に、ゼフィルスの食餌のヤマハンノキと
クヌギを捕植する。僕とWさんは第5区画を担当することになった。
   
   
   
   
 第5区画の面積は1,774㎡で、昨年の作内更新の記録を見ると、萌芽更新(生)29、
萌芽更新(死)7、ナラガシワ37、ヤマハンノキ7、コバノトネリコ10、クヌギ6、
合計124本。ha換算で524本とある。今日、第5区画に補植するのはコナラ5本とヤマハ
ンノキ20本の計画。ヤマハンノキは斜面下部にある程度まとめて植えてほしいとの指示
があったので、Wさんとともにスコップで掘りつつ植樹していった。
掘った穴に、できるだけ落ち葉を入れないようにしないと活着しにくく腐りやすいという。
作業をし出すとやや肌寒かったもののすぐに体も熱くなり、上着を脱いで頑張った。

芦生研究林の枕谷で、防鹿ネットの張り上げや下ろしを毎年しているが、ここのネットの
張り方にはやや修正必要な箇所も目についた。
張り不足でたるんでしっかりした高さがないところや、ネットのそばに伐採した木を積み
上げているところがあり鹿の良い足場になってしまうところがあり気になったので伝えて
おいた。
   
   
第5区画は予定通り作業を終えたが、他の区画はまだの様子。
ランチタイムとなり、能勢みどりすとクラブの方がコーヒーを入れてくださった。

昼からは、まだ作業が終わっていないグループと別れ、FIO(森林インストラクター大阪会)の
4月にある大阪府立大学での桜祭りで必要だという「マルタ切り体験」用のマルタを5樹種ほど
許可の元、切り取りにWさんとのこぎりを持って森内をさがしまわり良さそうなものを二人で切り、
小屋まで運んだ。
山下駅まで、各車に分散して乗り、山下駅で解散。

(次の土曜日は、新たな防鹿ネットを張りに行く予定が、体調不良となり行けなかった)
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