【北摂】猪名川町の超低山・高塚山(146m)


【山 行 日】2021年(令和3年)3月18日(木)                  
【行 き 先】高塚山(146m)・・新名神六石山トンネルの山の北部
【コ ー ス】川辺郡猪名川町・中谷橋-善福寺-高塚山146m-Ca158.6m
       -太刀脇神社-安楽寺
【メンバー】矢問の単独             
【天  候】晴天
新名神の六石山トンネルがある六石山に昨年末12月12日に登って、同時に登る予定
だったすぐ北にある猪名川町の超低山・高塚山。この山も地形図に載っているが、標高は
尾根の北にあるCa158.6mのほうが高い。週末は天気が悪い予報なので今日に行こう。 
   
   
   
11:00
昼前に家を出る。
直ぐ近くの小学校では卒業式のようで校門で親子が写真撮影していた。

六石山を下山した地点の上野の交差点まで徒歩で1時間強。
中谷橋を渡りまずは地形図の山麓にある寺マークを訪れてみる。ユキヤナギが満開だ。
88段ほどの石段を登ると寺がある。
石段を登りながら右横には河津桜のような色の桜がきれいに咲いていた。

摂津三十三ヶ所観音霊場の17番札所の善福寺らしい。
静かな寺。今年の彼岸の入りは昨日17日。墓地でお墓参りをされている女性がいた。
   
   
   
12:25
ヤマブキの花を見ながら来た道を戻るも、戻りすぎたようで池があった所まで戻り斜上し
ている竹林道を進む。

地形図の破線と違い、踏み跡は左(西)へとまわっている。少し北上し右(東)斜面を
登ると山頂のようだった(146m地点 杭とテープのみ)

池の入り口からたった10分。

雑木の山頂らしくない山頂だが、周囲にヒノキがあるのでヒノキの香りがとてもよい。
持参したパンと温かいココアで10分間ほどのランチタイムにした。
   
   
   
12:45
ここから北にあるCa158.6mへの踏み跡はほとんど無く、コンパスと地形図で進むもやや
早く北進してしまったようで、少し東へと軌道修正して北進。所々は明確な踏み跡があり、
アセビの花がきれいに咲いている。

13:05
送電線鉄塔。そのまま北進はできず、やや東に回り込み北進できた。
アセビの白い花が沢山咲いていてコバノミツバツツジとのコラボ地点もあった。
   
   
   
13:20
この辺りだろうと、ちょっとシダとヤブコギをして三角点を探すと「あった!」
ここが地形図のCa158.6m地点だ。この北には崖マークと学校マークとがある。
高塚山の西山麓にある神社マークと寺マークも訪れる予定なので、西への時計と逆回りで
下っていそうな尾根を狙ってプチヤブコギ。

13:40
池の西側の農作業道に出た。県道68号線沿いに少し歩いて川沿いの道へと入る。
川沿いにはヤブツバキの花が咲き、足もとにはオオイヌノフグリが群生して咲いている。
今朝掘り起こしたばかりのようなイノシシの餌探しの掘り跡がずっと続く。

猪名川との合流手前で道がなくなる。う~ん・・・。地形図を確認。
   
   
   
   
13:55
すぐ上が神社のはず。岩壁のある斜面をやや巻き気味に登ると神社の裏にでた。
太刀脇神社。巨樹がある。モミの木だと思うが、枝葉に手が届かず細部を確認出来ない。
「紀元二千六百年奉祝記念」と彫られた石柱もある。

何の記念なのかとネットで調べると「政府は1872年(明治5年)、神話に基づき日本建国
の年を西暦紀元前660年に当たると定め、これを「皇紀元年」とした。1940年は、建国
から2600年の節目の年ということになり、国を挙げて祝賀行事に明け暮れた。」とある。
   
   
 神社の鳥居を出て直ぐ横に真言宗・安楽寺がある。寺を出て西の橋を渡り川沿いに南下。
大きな鯉がたくさんゆうゆうと泳いでいる。

猪名川役場前簡易郵便局の前に出て、パン屋「柿の木」の前を通り上野の交差点(14:20)

晴天で、帰路の1時間強のアスファルト道歩きはなかなか暑かった。
15時20分、家着。

散歩のような低山だったが、今年初めてのアセビとコバミツの花が見られたのは良かった。
本日のルート/上野の交差点より 
 
兵庫県の新型コロナ感染者状況
 
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