段ケ峰(1,103m)
【山 行 日】平成11年11月7日(日)
【行 き 先】 段ケ峰(1103.4m)・・兵庫県50名山の1つ
【メンバー】てるさん夫妻・ともさんふんどさん夫妻・おはりこさん・矢問源氏
【天 候】快晴
【地 図】1/25,000「生野」・「長谷」・「神子畑」・「但馬新井」
国民宿舎生野荘跡で待ち合わせ。おはりこさんをJRの駅で乗せた僕の車が集合時刻の50分前に到着。
分岐を通り過ぎそうなので分岐までもどり、後の2台を待つ。
8時にともさん号が8時15分にてるさん号が到着。どちらも分岐を通過しそうになってた。待っててよかった(^^)。
生野荘横の「登山口」の立て札より大きな「熊に注意!」の看板にチトびびる。
8:30
560mに高度をセットして、登山開始。スタートから急登ですぐに暑くなる。
起き起きで柔軟体操をしてなかったともさんが急登でバテ始める。てるさんもスゴイ汗。
ともさん夫妻を先頭にペース変更。時間はたっぷりあるから大丈夫。
912.7ポイントを過ぎると坂も楽になる。地図の等高線や、コンパスの使い方を簡単に説明。
今日はこの実習も兼ねている。笹とススキがどんどん広がる。
ススキの海は気持いいぞ〜
達磨ガ峰で一休み
9:30
達磨ガ峰(915m)。先行のグループがいた。ここで記念写真。先頭のともさんは地図とコンパスで
ルート確認の実習開始。ふんどさんは「蒸し饅頭」状態で湯気がでてる(^^)。展望も最高。
一旦ヒノキの植林帯を下っていく。わやかな風も時折吹く。「うわぁ、ピッタリピッタリ」と先頭のともさん。
コンパスでのルート確認がうまくいっている様子。
これから向かって行くところ
てるさん夫妻は掛け合い漫才(^^)
10:15
最低コル。少し手前で少し平らになったところでともさんは偽のコルにひっかかったが、それも実習。
さあ展望を楽しみながらフトウガ峰へ。
大石の横にて
フトウガ峰も気持いいよ〜
10:53
ススキと笹のホントに広い高原歩きを楽しんで大石を右に進みフトウガ峰(1082m)着。
すごい笹の大平原だ。パルプさんもお薦めの場所のことだけある。
栃原の集落や、ゴルフ場が綺麗に見える。千ガ峰もどっしりと見える。
ここでも青空をバックに記念写真。高原散歩は気持ちいい。でも夏は木陰もなくて地獄だろうなぁ。
「杉谷への道はこれかなぁ」と男性に問われ、「左からの細い道がそうです」と答える。
僕たちは右へ折れて「ギャー、沈む〜」と言う声がする湿地帯を過ぎて尾根沿いを進む。
南側の展望が開けて綺麗。所々に紅葉。
11:40
段ガ峰(1103.4m)。10名ほどの先客が食事中。僕たちも南側の展望の良いところで昼食開始。
僕はおでん6人前を暖める。ともさん夫妻はビールをおいしそうに飲んでる。
頂上。このあとはハードコース。
仲良くならんで昼食タイム
展望も今日は最高!!
12:53
記念写真を撮ってるウチに、もう先客は出発し誰もいない。出発するぞ〜。
僕たちは、ピストンもせず、林道も下りずに、籏ノ谷から倉谷川沿いを下山する予定。
てるさんを先頭に千町峠へ。悠友山荘の前には立派な林道。その斜面を登り、籏ノ谷への下降ルートを探す。
すると5人グループが「わからなかった」と戻って来るではないか。
「僕たちは絶対探して行きます」と言い切った(^^;)
なるほど・・・木が伐採されていて、テープやリボンの付いた木も倒れている。
てるさんと地形図で確認。「ココに間違いない」と下降開始。どんどん伐採倒木が増えてくる。
左右から沢にふたをするように倒れていてなかなか進まない。おはりこさんは滑りまくり
手当たりしだいにつかむ枯れた大木をバキッ、バキッっと容赦なくなぎ倒していく。
鹿の足跡やフン、狸の足跡やフンがある。フンについての勉強会(^^)。
歩きにくいので、一旦、石の多い沢の中を歩く。200mほど先に植林帯が見える「伐採倒木はあそこまでだろう」
と進む。が、ず〜っと下流まで伐採倒木が続いている。う〜ん・・・沢沿いの登山道か仕事道があるはず・・・と
探すも、倒木で全く見えない。倒木の少ない側を右に左にと木をまたぎ、くぐり前進あるのみ。
女性陣もサバイバル斜面コースに挑戦
地形図からは間違いない。時計を見ると14時40分。太陽が稜線近くに来ている。「ヘッデンありますよ」と
おはりこさん。こんなところで暗くなったら女性陣は斜面を進めない。怖いこと言うなよ〜(^^;)。
ちらっと左の尾根にゴミ袋発見。よっしゃ、と急斜面を登ってみる。
「わおぉ!!あったあった」みんなを呼びつつ、途中で切れていないか先まで確認へ。大丈夫(^^)
みんなも悪路からの解放でやっと笑顔が\(^o^)/。
あとは速い速い。おはりこさんは特に速い。途中の沢場で右に左に道が交差していて迷いやすい所もあったが、
お地蔵さんの所へ来てホッ。みんな手を合わす。きれいな沢沿いを歩く。水もとても綺麗。
倉谷の出合のところで突然男性が後ろに現れ一同冷や汗(^^;)幽霊じゃなかった・・・・??。
林道がしっかりしてきて、看板が。「この先工事中につき籏谷コース・滝登りコース通行できません。
町道から登山してください」と。上にも看板がないとわからんぞ〜。
下山して出た看板にアゼン(^^;)
16:20
この地区の取水口、集落を経て栃原バス停着。自販機でのどを潤す。
16:35ゴルフ場の分岐に着き、僕が登山口まで登り返し車をとりに。
分岐からのこの15分間の登りが今日は一番きつかった(^^;)。
あとは黒川の露天風呂(20時まで。百円上がって600円に)に急ぎさっぱりして解散。
ソフトな面もハードな面もあった山行でした(^^;)。女性陣は強かった!!
てるさんのホームページへのリンク
僕よりもっと写真が豊富で〜す
2002年5月・
倉谷から段ガ峰への沢登り