金剛山(1125.3m)
新年の1月23日に予定されている山ネットの例会山行の予定コース通りに
1999年12月26日(日)、妻と下見に行ってきました。
登山開始は3センチくらいの積雪も5センチ、10センチとなり、楽しい下見になりました。
風もさほどなく、雪も時々ちらつく程度で、快適でした。
【コース】 富田林(タクシー)→葛城登山口〜青崩道〜鞍取り出合い〜国見城跡
〜金剛山頂〜久留野峠〜ロープウェー前(バス)→河内長野駅
富田林に7時40分に着き、バスまで70分もある。
妻は朝食を食べつつ「時間がもったいないしタクシーで」と。3300円也〜。
8時23分 登山開始。
トイレ横の登山道を50メートルほど登ると分岐。右が青崩(あおぐえ)へのコースとなる。
静かな杉の樹林帯。3センチほどの積雪。踏みしめられてて滑りやすい。
道が深い溝状になっていて、並列歩行は無理。山ネットペースでゆっくり登る。
2人ほど下山してきた。
9時10分 丸太の階段。この辺は道もやや広くて歩きやすい。
静かな雪道。風もなくて妻も機嫌がいい。後ろから2人きた。
下山の人たちは4〜6本アイゼンをつけている。
杉の木が縦に割れているのもある。台風か、昨冬の雪の重みか。
最後の下りと登りの道。うーん、これが良く滑る滑る。ストックが役立つ。
10時30分 国見城跡。一面の銀世界。食事をするには早すぎる。
社務所には4〜5人が記録印をもらいに行っていた。
ほとんどの人が4本アイゼン。二割が6本アイゼンをつけている。
500回や1000回登山達成者の名前の多さに驚いた。
転法輪寺をお参りして、11時、葛木神社へ。参道の坂道をそりで遊ぶ子供。
仁王杉のあたりは積雪は10センチほど。マウンテンバイクの3人がいる。
葛城第21経塚への登りは15センチくらいの積雪。
湧出岳(1112.2m)山頂で食事をしようと思っていたが、1名先客あり。
元に戻り、出合の少し広いところのお地蔵さんの木陰で食事タイムとした。
寒いのが嫌いな妻に、肉や白菜、椎茸、ねぎなど具を沢山入れたみそ煮込み
うどんを作った。「暖まる。今までで一番いいね」と喜んでくれた。
食後にコーヒーを飲んで、ホントに僕たちには珍しいゆっくり山行。
12時30分 下山開始。朝登ってきた道とは大違いの広い道。
「そりで下りた方がラクチンみたいね」と妻。
12時45分 ロープウェイ山上駅・展望台。だいぶ雪も多いし、下りは滑る。
キャンプ場を過ぎた広場で、アイゼンを装着する事にした。
13時10分 伏見峠。「久留野峠からロープウェイ方面、伐採作業危険。
下山厳禁。山主一同」の看板が2枚。念仏坂を進むように指示されている。
12月5日に山ネットのユングさんがここを下見に通ったのに・・・。
とりあえず、どうだめなのか、下見。
13時40分 丸太の細い階段道は雪時よく滑るなぁと思いながら久留野峠に。
「危険。下山厳禁」の看板と杉の木肌に真新しい文字がここかしこに。
ここからはなかなか急な坂。雪で滑りやすいがアイゼンをつけているので大丈夫。
伐採作業の音は全くない。ただ、伐採倒木で道が閉ざされていたら戻るしかない。
そう思いつつ、前進、前進。道は広くて綺麗だし、伐採倒木も無い。
野生のリスがゆっくりと僕たちの直ぐ前を横切る。静かな銀世界だ。
したから若いアベックが運動靴で登ってきている。雨具もザックもない。無謀だなぁ。
途中でアイゼンをハズしていると男性2名が早足で下山してきた。
14時8分 ロープウェイ駅に到着。道のゲートは閉まっていて、「通行止め」の看板。
「林道、作業道であり、登山道では無い」と山主一同の看板。
下山コース再考も必要かも。山ネットへ報告しておこう。
14時15分 ツルツルのアスファルト道を経てバス停着。妻がスッテンコロリン。
ゆっくりペースで歩いたので、疲れることもなく、良い雪道歩きが出来ました(^^)。