深山北面（から谷〜いご谷）

今日は囲炉裏の忘年会。所用で夜に用事が出来て参加できない(;_;)
天気もいいし、時間が遅いので近場の深山北面へ行くことにした。
妻恋地蔵さんのお誘いで３度ほどバリエーションハイクを同行させて
いただいたが、今回はうまくいくやらチト不安(^^;)・・・・。
１２：０３
牛つなぎ林道の入り口横のふくらみに駐車。林道から軽トラックが
出ていった。入り口の虎ロープを閉じている。
トラックが過ぎ去った後に沢の右岸の林道を登り始める。

以前より綺麗になってる

この林道入り口横の沢で妻恋地蔵さんたちと休憩したことを思い出す。
すぐに熊の捕獲オリ。ぬかがある。熊ってぬかも食べるのかな？
というより・・・、熊がデルのカイナ？(^^;)

「ザックに鈴をつけよう」と焦る(^^;)

林道の分岐。右は沢を越えていく。左へ進み、途中からイバラと倒木で
進みにくいのでから谷の沢筋に入った。沢靴ではないので滑りやすい。
「水がきれいね〜。深山にこんな沢があるなんて」とMICKEY。

綺麗な水の小滝	ミニナメもあります(^^)

小滝もミニナメもある。南面の登山道からしか登ったことのない者には
わからない喜びがここ北面にはあることを以前僕にも妻恋地蔵さんが教えて
下さった。紫の実をつけた木がある。名を忘れた(^^;)
沢の二俣。地図をにらんで左へ行く。右の方が水は豊富。
倒木が多くて進みにくい。左上に見えるのがややこしい９番尾根の北西端に
あたりそう。しばらく沢筋を進み、左急斜面をトライ。キツイ〜(^^;)
あきらめてもどり、沢筋をもうしばらくすすみ、再トライ。これまたキツイ。
木をつかんでしばらく頑張ると、尾根に出た。２人とも汗だく。
ここからは尾根道で北尾根に向かっての登り。断然歩きやすい。

「先に行くよ〜」とつめたい(^^;)

MICKEYがどんどん先行する。「早いなぁ。ゆっくり行こうや」と泣きを
入れても聞いてくれない。もう姿は見えない。ザックの鈴の音だけが遠くに
聞こえる。標高６２０ｍ位から深山らしい笹が出だした。少し笹こぎすると
「ポン」と北尾根道に飛び出した。この道も記憶にある。

尾根道の木の上に鳥の巣

「ここでお昼にしない？」「山頂で食べようや」「うわっ、笹藪をあるくと
ヤマダニがつくねぇ」とちっちゃなヤマダニがズボン生地の上で動いてる。
「こんなに寒くなってもまだいるのか。ヴァイザー（犬）を連れてこなくて
よかったね」「この笹ではこの道から９番尾根への入り口もわからんなぁ」と
辺りを偵察。帰りの予定の１０番尾根の入り口も確認しながら左へと山頂へ
向かう。１０番尾根への入り口も明確にわからない。「山頂から見たら見当が
つくかも」と山頂へ進む。
山頂手前の背丈ほどある笹を妻恋地蔵さんと薮こぎしたのを記憶しているが、
尾根道に続いてなんと、1m幅くらいに刈ってありきれいな道になって山頂へ
と続いている。

山頂への笹道

「うわぁ綺麗！！」とMICKEYが叫ぶ。MICKEYは北面の景色をこんなに
しっかり見たことがない。遠く北の山はもう雪で白い。晴天で素晴らしい
パノラマ。山頂はいつものようにラジコンのグライダーを楽しんでいる方達が
６人ほど。「北から登ってきたのですか。僕らより上手の人達だ」と笑って
歓待された(^^)パノラマを楽しみながら暖かいラーメンをつくって食べる。

山頂も綺麗に整備右のベンチで昼食	新宮様の祝いの日の丸とグライダー

「さぁ、１０番尾根は・・」と展望と地図と妻恋地蔵さんに頂いた概念図と
で探す。「あれだな」と目星をつけて下山開始。行きすぎたと思い、やや戻っ
て尾根へ。１０番と思って５０ｍほど進み、尾根道をそのまま進むのも面白く
ないので、沢に下りることに。音川の源流と思い下りてると、見覚えのある大岩。
「これが二つ岩？」「いや、これは烏帽子岩と思う。見覚えがある」と僕。

見覚えのある大岩だ・・・(^^;)

笹の壁で距離感が狂ったようで、１０番と思ったのは１１番尾根(^^;)。
「ヘッデンも持ってきてるよ・・・」とチトいやみなMICKEY(ｰｰ;)。
「今下ってるのはいご谷に違いない。ちゃんと林道に出るから心配なし」と僕。
「ここの沢の水も綺麗ね」と小滝が出るたびにMICKEYは感心している。

小滝が次々に	まだまだ小滝は続く

「ううっ。この滝は難関。両側が急すぎる」右岸を偵察に行くが最後はロープが
いる。もどって左岸の岩場を巻く。鹿道があった。「鹿はえらいねぇ」

「林道まであと２０ｍ〜」

１５：２０
ずっと沢沿いに下りて林道に出た。ここから林道を２折れし１５：３０車の所へ。
MICKEYも深山北面のファンになったようだ(^^)v

	一つ前の山行記録は「廃村八丁」の記録です
	妻恋地蔵さんと行った深山の記録へリンク
	深山の記録へリンク