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【日 付】平成11年9月12日(日) 【行 先】兵庫・仁川 【コース】阪急の仁川駅から徒歩→仁川(沢歩き)→阪急の仁川駅に戻る 【メンバー】視覚障害者3人を含む合計11人 (山口さん・矢問源氏さん、ぱんちょさんは囲炉裏から) 【天 候】晴れ |
ほぼ初体験の沢登!前日に昼寝をしすぎて夜はなかなか寝付けない。と、自分では 思っているんだけど小学生の頃よくあった「遠足の前」の心境だったのかもしんない。 何分にも小心者なんで・・・(^_^;) 8時40分、阪急梅田駅で待ち合わせ時間から10分も過ぎたのに遅刻常習犯の ぱんちょさんがまだ現れない。ん?夜中にコメント書いていたぱんちょさんはまだ 寝ているのか!期待の強力サポートの彼が来ないことにはどうなっちゃうの?(^_^;) でもでも、程なくしてぱんちょさん到着、ありがとう。(^_^) 9時20分、仁川駅に到着。あれっ?仁川駅待ち合わせ組が誰もおらへん。 矢問さんや山口さんらの性格からしてたぶん遅刻はないはず… やっぱり反対側の 出口で待ってはった。初顔合わせの人もいてはったので簡単な自己紹介とサポートの 組み合わせなどして出発する。 駅を出たら直ぐにそこが仁川。仁川を左手に高級住宅街を右に見ながら上流へと 車道を歩く。 川にはほとんど水がない。うっ!?(^_^;) どうしたことかと心配するが上流に向かうに従って水は徐々に増えた。川らしい耳に 心地よい音もだんだん大きくなる。 10時00分頃、仁川に架ける橋を左に渡ったところが本日の沢に入るポイントだ。 この沢登のために買った沢靴をはいて準備する。(^_^) よし!これから始まるぞっと思うと奇声を発したい気持ちになるがここは我慢、我慢。 人の目もあり昂ぶる気持ちを噛み締める。(^_^;) 沢靴、ヘルメットを装着し準備万端!土手を少し降りさっそく水にはいる。 取りあえず水かさは膝ぐらい。思ったほど冷たさは感じない。 見えない僕はサポーターのザックの動きと、川底の状態を足で探りながら一歩ずつ 慎重に歩いた。 30分くらい登ったかな?ちょっと深くなり太股を越えて腰ぐらいまで水につかると一揆に 冷たさを感じる。でもでも、先輩方の話ではまだまだぬるいぐらいだそうだ。 住宅地からそう離れてないのに既にここは別世界、ネッシーかワニでも出てきて不思議 じゃない雰囲気、何か探検気分でいい気持ち。 沢の中は、思ったより歩きやすい。膝とか腰とかまで水がある方がなんだか転んでも クッションになるような気がするし、何より体が水に包まれ安心感がある。 ときどき川から上がって飛石を歩く方がずっと緊張した。 そんなこんなして… 本日の第一関門か?ロープで安全確保して頂く場所に来る。 「ここから落ちたら命は保障できないよ」ってな場所。でも、歩く本人はそんなに緊張 しないですみました。メンバーがメンバーなので何も心配することなく言うがままに足を 出して言われたように動くだけ。(^_^) 臍は曲がっているがここは命に関わること素直に言うことを聞くのであった。(^_-) 11時30分頃、本日最大の難関!皆が慣れた感じでロープを張ったりしてくれた。 その動きのすばやさと適格なサポートに「やっぱりすごいメンバーだっ!」っと一人感心 してしまう。(尊敬) ハーネスを腰にまいていよいよ登る僕の順番。 サポートの指示でホールド、スタンスを手探りで探し岩壁に取り付いた。下からの山口さん の声がだんだん遠くなる。滝の音も下の方から聞こえてくる。 |
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いざ登りだしたら集中力がみなぎって、不安とか恐怖感とか全く感じない。 調子にのってどんどん上へ上へと登る。かなり登った。何十メートルも登った。 でも、まだ登る。 いつの間にか「沢登」ってことを忘れてしまって山の方へと登りすぎた。 やっと広い落ち着くスタンスに立ったとき・・・ はるか下の方から「登りすぎ!戻れ〜」との指示がとぶ。おいおい!ちょっと待ってくれ! 登るには登ったもののどうやって降りる。(^_^;) そうだ、きょうは沢登なのに山の方に登ってどうするんだと言われすごく納得した。 登る時は全くこわいと思わなかったが降りるのはすごく緊張。 これまた、適格なサポートの指示で無事おりました。 |
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12時00分過ぎ、いよいよ昼食。もう本日のコースも難関は突破し終着点
は近いとのこともあって、ほんの少し冷たいビールでのどを潤す。
世の中にこんなにおいしいビールはあっただろうか!?ここまできたと言う満
足感に充実感で涙がこぼれるぐらいにビールがうまい。ほんまうまい!!
昼食を食べ、目の前の堰堤で泳がせてもらう。
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小さい頃川で泳いだ経験は何度もあるが、服を着たまま泳ぐのは初めて。 まさに童心にタイムスリップしてはしゃいだ。 首に縄を付け(えっ?違った。手にロープをもって)滝の落ちるとこまでおよ いでみる。滝に打たれ根性を鍛え直したい。(^_^;) それにしても、底は何メートルあるのか全く分からないほど深そう。足なんて 全く届かなかった。一瞬だが滝の中に頭を突っ込んでみる。きっと二度と忘れ ないだろうなんとも言えない感覚、皆の汗と協力の感覚、大切に心にしまっと きます。(^_^) |
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午後1時00分前、4コーナーを回って最後の直線。20分ほどして仁川ピクニック センターの下ぐらいで終わる。 ここまでもいくつか岩登りファンならワクワクするような、僕にしたらほぼ直角に 感じるぐらいの壁があったがきっと本日最大の壁があった。30メートルぐらいあっ たのだろうか?いったいあんなつかむところもスタンスもないような壁を登るって 手と足に吸盤でもなかったら絶対に無理と… 登ってみたがっていた山口さんや 矢問さん、ぱんちょさんの気が知れない。(^_-) それを思うと何で登れるの?っと未だ不思議で、考えると夜も眠れない。 ここから5分か10分ぐらいで登山道に上がった。 終わった。最高の沢登体験!!終わった。 目の見えない僕にとっても、沢登りは水を感じながら歩をすすめ、石を越え、 岩をよじ登って、まさに自然を感じ、地球を感じた。また、機会があれば行き たいです。 途中の売店でビールを買って無事終了に乾杯!感謝! 2時30分頃、仁川駅に戻って解散。帰路についた。 ● 次回。再び沢登することがあれば今度はハーネスを買おう。やはり、各人で 持っていないと時間的にもロスが多いと反省しました。また、一つ山の道具が増え そうです。今回は、視覚障害者3人、合わせて11人と言うメンバーだったが、限界 の人数じゃなかったかと思います。 今回は、初心者にふさわしいなかなかいいコース選択じゃなかったかと思います。 大成功の沢登、終わりました。\(^o^)/ 本当に、 あ、り、が、と、う 。 |
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