【行き先】 大野山(753.5m)・・・兵庫50山 【日 付】 2001年6月17日(日) 【天 候】 晴れ 【メンバー】矢問単独 【コース】 西軽井沢バス停−大野山ピストン |
暑い時期は日が高くなる前の登山に限る。家から24キロという近場の大野山へ。
ここは「猪名川渓谷県立自然公園大野特別地域ハイキングコース」とも言う。
この山には、過去にも夕方からや夜遅くに天体観測で何度か登っている。
6:20
バス停から少し前後には道路沿いに駐車スペースがある。西軽井沢という地名らしく
バス停横の登山道案内板に従い、登り始めるとロッジや別荘などがあるが、今や住ん
でいたり避暑に使ってる建物は少なく、廃屋の様になっているものも目立つようになっ
てきた。左に流れる沢には昔の別荘ブームのころの橋がところどころに架かっている。
民家の周辺にはシシよけ、熊よけの電線で囲ってある。感電に注意ってところか。
コンクリート道をどんどん進むと、T字路に突き当たり(突き当たりの民家は佐野宅)
コンクリート道は右に続くが、登山路は左の沢にかかる橋を渡って進む。
この分岐さえ間違えなければ、スムーズに登れる。
分岐を少し左に行くと健猟会の小屋がありその前に登山路の立て札がある。
展望はないものの沢の音と、静かな自然の雑木林で気持ちがいい。
道は広く歩きやすい。沢を3度ほどクロスするが、沢筋を直登している人もいるようで
赤テープがぶら下がっている。沢ガニもいた。最後の急登は2メートル間隔の丸太で
土どめした階段。登り切ると尾根に出て、山頂へ0.6キロの標識。二基の無線塔の
ところに左にはアスファルト道がきているが、山頂へは登山道を直進する。
一旦やや下るがまた緩い登りになって山頂に着く。そこまでの道のりには
ギョリンソウやアザミの花が多く咲いている。
アザミの花が多い |
7:20 山頂
五月末に登ると、猪名川町の花でもあるツツジが沢山咲いている。
山頂の北西斜面一帯から北部のキャンプ場あたりまではアジサイがぎっしり。
いまはまだチラホラ咲きだが、あと少しで満開になる。
まだアジサイはチラホラ咲き |
ここの山頂からの展望は素晴らしい。ゆっくりと朝食をとった。ベンチも四つほどあるし、
方位盤もある。空身の男性が一人登ってこられた。
右下の石が三角点 |
ここに日光寺が千年以上も前に建立され、隆盛を誇り、多くの宿坊を持っていたというが
往時をしのぶ感じはない。キャンプ場までは柏原から車で上ってくることもできる。
8:15
下山完了して30分ほどで帰宅。早朝登山は気持ちいい(^^)
この一つ前の記録はヘク谷から蓬莱山への記録です |