【日 付】1996年5月26日(日) 【天 候】晴れ 【山 域】兵庫県中部 加美町 【ルート】三谷渓谷−千ガ峰−市原 【地 図】1/25000丹波和田 【参考書】山と渓谷社「大阪周辺の山」 |
久々の家族登山。1月10日の孫さんの記録を読んでから行きたくて仕方なか
った山です。雪のある頃に行きたかったなぁ。
午前3時
起きて山行き準備。妻も久々の登山でおにぎりづくり。
子供も起こして、愛犬2匹の準備。今まではラッキー(シェルティー8才)だ
けでしたが、この3月にヴァイザー(M.シュナウザー5ヶ月)が仲間入り。
生後5ヶ月では、まだ少し登山ははやいかも・・・と心配しながら連れていく。
午前3時50分
出発。
午前5時40分
門村から登山口まであれよあれよと車のまま行ってしまった。途中の農林業公
園は本で読んだよりもだいぶ整備が進んでいる。ここのリンゴ園はいつ頃来れ
ば楽しめるのだろう。今日はどこかの小学校が団体で来るらしい。ハーモニー
パークもサンテレビの毎週日曜日9時からの「ふれあい兵庫紀行」で見たこと
がある。「千ガ峰登山口」前はボーイスカウトの看板とトイレがある。車をそ
の前の広場に停めてワンコロ達とともに朝の腹ごしらえ。
午前6時10分
登山開始。渓流沿いに登り始める。
綺麗な水。数十段、全長数100メートルのナメ滝が見えてくる。この滝が多
可十景に選ばれた雄滝や雌滝であり中国山地や丹波山地では最大級であろうと
いわれている。
さらに進むと大岩があり巨大な滝の落ち口がある。滝を見ながら一休み。桜の
頃や紅葉の頃も良い場所だと思う。
午前6時40分
なかなかの急登が続く。妻が「誰が選んだこの登山」とブツブツ。長男(小6)は
「やまのぼり くるしいときの とりのこえ」と我々にウグイスや色々な鳥がさえずって
いることを再認識させてくれ、疲れを軽減させてくれた。
なかなかきついノボリやなぁ | ヴァイザーは早くもだっこ |
午前7時
ヘホヘホと苦しみ一汗かいて尾根に出れば岩座神から七不思議の一つである千本
杉を経てくる道と合流する。ここの札には「あと842m」と書いて有る。こん
なに細かく誰が計測したのだろう。10分休憩。岩座神から登ってきた男の人2
人組と挨拶。初めての人との出会い。静かな山登り。
山頂がのぞく。ウヘェー、さらに急だ。私と長男が先に進む。100メートルほ
ど遅れて二男(小5)、ラッキー(シェルティー8才♀)、ヴァイザー(M.シ
ュナウザー5ヶ月♂)、そして妻。
午前7時45分
山頂。先ほどの2人以外誰もいない。さわやかな晴天。シートをひろげてごろ寝。
妻は朝食のおにぎりを食べている。長男と次男は落ちている木ぎれをナイフで削って
遊んでいる。ラッキー(シェルティー8才♀)は走り回っている。ヴァイザー
(M.シュナウザー5ヶ月♂)は初登山でお疲れ。
遠く山々を眺めているとホッとする。こんなに山頂でゆっくりしたのは久しぶり。
さぁて、弁当弁当 | 頂上で記念写真 |
時間的余裕はやはりいいもの。「木陰があればきもちいいのにね」と贅沢な妻。
備え付けられていた登山者名簿に記入。
1時間ほど氷ノ山や笠形山、丹波の山々を眺めていた。あぁ来てよかった。
南無妙法蓮華経と刻んだ石碑の前にある「石」の周りを囲んでお祭りして有る。
この石は何かいわれがあるのだろうか。
石碑前にて |
それにしても蜂が多い。怖いくらいいる。
先着の男の人2人組は早くに元来た道へ下山していった。
午前8時50分
私たちは市原方面へ下山開始。市原方面から登ってきた1人の男の人とすれ違う。
なだらかな尾根道。きれいに笹もカットされている。
途中「蛇や」と私が叫ぶと虫博士の二男が「トカゲやんか。しっかり見なさい」と
冷たい視線。父親の面目なし。
上り下りの少ない道を市原峠へ。ヴァイザー(M.シュナウザー5ヶ月♂)ダウン。
抱いて下山。日が昇ってきて暑い。7月中旬並とか。木陰で15分休ませた。
ヴァイザーが歩かないよぉ |
2002年に三谷から沢登りで千ガ峰に登ったときの記録にリンク |