【丹後】由良ガ岳


【行き先】 丹後・由良ガ岳(西峰640m ・東峰585m)
【日 付】 2002年2月2日(土)
【コース】 国民宿舎丹後由良荘−鞍部−西峰−鞍部−東峰
      −鞍部−丹後由良荘
【天 候】 曇り時々晴れ
【メンバー】矢問&MICKEY
7:00 
「いってらっしゃ〜い」と息子達を学校に送り出すやいなや由良に出発。
芦生から流れ出した由良川は先月登った長老ガ岳の麓を通り日本海に注ぐ。
由良は「安寿と厨子王」の伝説の地。そこに由良ガ岳がある。
由良ガ岳  左:東峰 右:西峰
9:10
雪があるので国民宿舎の手前の蜜柑畑の空き地に駐車し出発。
登山道は国民宿舎を過ぎてすぐ右に入る。
50台ほど車を停められる空き地があった。しまった〜(^^;)
尾根道を登っていく。「朝からすぐ急登はこたえるなぁ」
細くて深い溝の道
雪はまだくるぶし程度。幅25センチほどの深い溝のような道もあり
やや進みにくい。もっと雪が積もった方が歩きやすそう。
静かで誰の足跡もない。鹿とウサギの足跡のみ。気持ちがいい。
「登山道」の四角い案内板が時々あるが、低いので雪に埋まりかけている。
ずっと杉の植林帯で、「バサッ」「バサッ」とバスケットボール大の雪が上の
枝から落ちてくる。気温が高いせいか、半端な数じゃない。何度か当たって
雪まみれ(;_;) だんだん雪が膝くらいになり道もわかりづらくなる。
30mほど行くと水飲み場 これが「一杯水」の水飲み場
10:30
8合目の「一杯水」。30メートルほど左に行くと沢からの水を引いている。
登山道にもどり右へ登る。しばらく行くと全く道がわからない。四方八方を
確かめる。「ズボッ」と腰まで雪にはまること数度。「白ウサギ」が横を走る。
「悩まず稜線まで直登すればいいやん」とMICKEYは僕をおいてガンガン
登り始めた。もう姿は見えない。膝までのトレースを追っていった(^^;)
この先がわかりにくくなる 「先に行くよ〜」とMICKEY(^^;)
10:50
「鞍部に出たよ〜」と先に行くMICKEYの声。元気なやっちゃ(ーー;)
先に右の西峰に行く。稜線歩きは気持ちいい。一つ登り切ってまた下り
そしてまた登ったところが西峰
11:10
西峰山頂。天橋立から由良の海岸まで綺麗な景色だ。丹後半島は雪景色。
「この景色を見ながら昼食にしようよ」とMICKEY。周囲の雪を踏み固めて
展望席を作り、ラーメンのお湯を沸かす。囲炉裏の掲示板に携帯で山頂報告。
気持ちのいい贅沢な時間だ。食事を終えて、また鞍部に向かい、次は東峰に登る。

12:15
虚空蔵菩薩を祀る石室もある東峰山頂。由良川から舞鶴湾が一望できる。
左は石室 正面は西峰 素晴らしい展望です!

富士山のように若狭富士の青葉山も見える。今朝走ってきた国道も見える。
360度の展望。「この山も気に入った(^^)」とMICKEY。
あとは来たときのトレースを滑るようにスピード下山。

13:05
駐車場に到着。帰り道にある平成8年に出来た「ふじつ温泉」に行く。
950円とやや高いが、広くてガラガラ。たった3人だった(^^)v。
とれとれ市場にも寄り道して、帰りも2時間で帰宅できた。
★民宿情報★「JR丹後由良駅」近くにかに民宿「やまだ荘」がある
一つ前の山行記録は「鈴鹿・霊仙山」の記録です