【北摂】剣尾山から横尾山


【山 域】 北摂:剣尾山から横尾山
【日 時】 2009年10月16日(金)
【コース】 登山口−剣尾山784m−横尾山784.9m−Ca702m
      −小鳥のテラス−水辺の広場−岩谷ダム−登山口
【メンバー】MICKEY・矢問
午前10時過ぎまで用事があり、今日は休暇をとった。
天気がよい。12日に続き、MICKEYとのランチハイキング第2弾は、さらに近場の
良く行く剣尾山にした。最近では去年の4月に剣ヶ鼻から剣尾山へ登った。

11:30
不法投棄のゴミがある道のふくらみに駐車して登山口へ。車が2台ある。
遅い時間の出発ながら、登山道は日陰で涼しい。
20年ほど前は普通の登山道だったが、丸太階段状になってからは雪の頃しか登らなく
なった。二人とも整備された階段状の登山道の登りは嫌いなもので・・・。

斜面には大きな岩が点在する。
13年前の記録に「この行者山は修験道の開祖「役の小角(えんのおずぬ)」が修行した
といわれ磨崖仏(岩に刻んだ仏様)があちこちの巨岩にみられる。
初めて見たときその巨大さに驚いたものだった。だれが彫り込んだのだろうか。
古き岳人は行場としての行者山を未登のままにとどめ敬意を示してきたらしいが最近は
ハーケンやボルトを打ち込むクライマーもいる。修験者にとっては大切な霊場(8か所
も行場があるらしい)でもあるので慎むべきではないだろうか。」と記したが、その行場
に1つ1つ道標が立ってきたようだ。
毛抜岩・下には賽銭箱 毛抜塔
以前には無かった「毛抜岩・毛抜塔」の道標。その岩は登山道から左に少し入るとある。
大きな岩の下には賽銭箱。岩の上には石塔があった。
行者山大日岩の磨崖仏の手前に「胎内ググリ岩・蟻の戸渡・西の覗き岩」の道標がある。
ここは以前MICKEYと行ったが、今日はMICKEYは登山道で登るというので、僕一人で
胎内クグリ岩のルートでいくことにして、行者山の山頂道標の所で合流することにした。
胎内クグリ岩のすぐ右手にロープがあり岩の上に出られて展望がきく。
ここからはうっすらとした踏み跡程度でちょっと藪っぽいが、上へと行けそうだ。

登山道に出た。行者山の山頂よりやや剣尾山よりの下り開始手前地点。
少し戻ると行者山の山頂。2分ほど待つとMICKEYが到着した。

ドングリが沢山落ちている。下山してくる男性2人とすれ違った。
12:50
六地蔵、月峯寺本堂跡を経て剣尾山の山頂へ到着。
男性二人が岩の上で昼寝をしていた。また1人男性が登ってきた。
剣尾山 山頂 遠くに深山が見える
木陰で展望を楽しみながらランチタイムとした。
「やっぱり外で食べる食事はおいしいなぁ」「気持ちいいよね」
山頂にいた3人の人は行者山方面へ下山されるようだ。
以前は笹藪地獄だった・・ 横尾山の三角点周囲が丸裸だ
13:35
横尾山に向けて出発。30分ほどで反射板のある「丹波・摂津」と彫られている国界の
石柱のところ。
ここから横尾山へ、13年前に歩いたときは首までの笹で踏み跡さえも無かったルートが、
いまや笹はほとんど枯れて、あっても膝高で、しっかりした踏み跡の登山道となっている。
4日前に登った深山が見える
14:05
横尾山。13年前は三角点を探すのも難儀した首までの笹は全くなくなり、三角点が丸見
えになっている。しかも4日前にランチハイキングした深山もよく見える。
登山道の整備と、鹿害での変化であろう。

ここからは能勢の里に下るかを考えたが、小鳥のテラス方面へと進み、水場の広場から
岩谷ダムの横の林道に出た方がぐるっと回って駐車地点に行くより楽だ。それで行く。
鹿よけネットの東側を下るのだが、このルートも年々笹が無くなっている。
岩場だけは同じだが、鹿害が進んでいるようだ。
剣尾山 横尾山
左手には、先ほど登った剣尾山が見える。しばらく行って振り返ると横尾山が見える。
横尾山南尾根のP702m 水辺の広場
15:05
水辺の広場。ベンチもある。(岩谷ダム湖)
飛び石で徒渉して舗装林道へとでる。10分ほど歩けば登山口を左に見て駐車地点。
無料開放の黒川ダリア園
帰路で、一庫ダムの黒川地区にある黒川ダリア園に寄って、ダリアを見て帰った。
先日の台風で壊滅的かも・・・と思いきや、地域の方達の努力でまだ見頃であった。
本日のルート
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