【北摂】剣尾山から横尾山/北面ルート


【山 域】 大阪府と京都府の府境:剣尾山から横尾山/北面からのルート
【日 時】 2010年10月16日(土)
【コース】 亀岡市畑野町土ヶ畑−畑野住宅地−マムシヶ原−笠山719m
      −剣尾山784m−横尾山784.9m−P716m
      −P701m・171番鉄塔−Ca628m−畑野町土ヶ畑
【メンバー】MICKEY・矢問
もう何十回と登っている剣尾山。今年の1月に北の京都府亀岡市側から登ったが、MICKEY
は、この北面ルートから剣尾山を楽しむルートを知らないので、案内することにした。
家からたった35分で駐車地点に着くので楽だ。今回は宿野の方から回り込んだ。

8:40
1月と同じく畑野町土ヶ畑(ドンガハタ)の公民館に車を駐めさせていただいた。
前回より1時間ほどスタートが早いが、今日は14時までのんびり歩くためだ。
コンクリートの水利施設 左岸の登山道を行く
コスモスが沢山咲いている車道を東へ20分ほど歩き土ヶ畑口のバス停前から「はたの
台住宅地」へと右折し上り坂を進んでいく。左手にあるコンクリートの水利施設の右手から
川の左岸に渡り川沿いに歩く。

前回は川沿いに進んだが、しっかりした登山道とも言えるような踏み跡があるのを、前回
見つけていたので、すぐに左岸の斜面を登ることにした。だから、川沿いの炭焼き窯跡が
点在していているのは1つ2つしか見ることは出来ないのだが、MICKEYのリクエスト。
静かな木陰の登山道を進み、小さな沢を渡り左手へ。
沢を渡って左へ回り込む 「マムシヶ原」
9:25
1月には「マムシヶ原」と古い道標があったのに今は無い。「おっ、サンショウウオだ!」
とよく見ると、アカハライモリだった。ガクッ。

前回はすぐ横の尾根を登っていったが、今日はもう木々の葉も茂っていてすっきりしない
ので、この先の笠山コースの登山口から登ることにする。網のない木のドアを通る。
ここを過ぎると笠山ルートの登山口 登山口の三叉路を右(南)へ
9:35
崩れた小屋のある剣尾山への登山口。「笠山コース」という道標もある。
しばらく登って下を見ると人が1人登ってくるのが見えた。その後ろにも2〜3人。
MICKEYのペースが上がった。その後、この下に見えた人たちとは会わなかった。

9:45
P719m 笠山。剣尾山8合目だ。 一旦下って登り返すと剣尾−横尾の縦走尾根の
「攝津・丹波 國界」と彫られた標石の所。ここから山頂はMICKEYも歩き慣れたルート。
剣尾山の山頂 東側の展望
10:00
剣尾山の山頂。男性が1人居た。
いつもの東側の岩の所で少し休憩。無線機を出してワッチするもまだ静かだ。
久しぶりの山頂で写真を撮った。男女2人連れが南から来た。また1人男性も南から来た。
「そろそろ出発するか」来た道を、摂津・丹波国界の石柱の所まで戻り横尾山へと向かう。
「ここを私が最近通ったのはいつだったかなぁ」とMICKEY。
2年前の10月で〜す。帰りに黒川のダリア園にも行ったよ」と話す。
山頂にいた男性が走って来たようで走って抜いていった。
横尾山 深山方面
10:40
横尾山(二等三角点、標高784.8m)。
途中でも見えたが、ここでも深山が右手に綺麗に見える。
前回もD-STARでは生駒RPTの声がメリット5で聞こえるが、こちらからはハンディー
機の5Wでは届かない。六甲RPTも反応しCQを出すが応答なし。

横尾山からすぐ先にある分岐ではいつも南に下っているが、1月同様にさらに西進するコ
ースをとる。ボロボロの黒いネットと鹿避けのネットとが続いている。南方向や西方向が
大展望だ。「良い景色ね〜」とMICKEY。
背の低いイバラがあってMICKEYの新しいズボンがひっかかる。MICKEYにやはり文句
を言われた。「このイバラはすぐに終わるし、そこでランチタイムにしよう」
ランチタイム地点より 171番鉄塔・P701m峰
11:00
お湯を沸かしてランチタイム。ここからD-STARで六甲RPTにアクセス。
奈良の平群町モービルのJN3AKEさんとD-STARでQSO。うまく繋がった!

P716mを過ぎたあたりで、IRCさんを波賀町・赤谷山からコールするだっちゃんの声が
聞こえたので応答。今日はRYUさんと登っているらしい。

12:05
171番鉄塔・P701m峰。西には大野山、周囲に見える山々も登ったことがある山々だ。
ススキが沢山出ている。しばし展望を楽しみながら休憩。
奈良県の葛城山からのCQに応答。JA3JCHさんだった。今回が3度目のQSO。

P701m峰から少し戻り北進して下っていく。広くて歩きよい尾根なのだが、1月に歩い
た時とは全然印象が違う。あのすばらしい雰囲気は木々の葉が無く落ち葉の絨毯だったか
らだろうか。
松の木の木陰で「お茶タイムにしよう」とお湯を沸かして抹茶ラテとドーナツで休憩。
崩落地点通過中のMICKEY 獣よけネットを越えると集落地
鹿が目の前で横切った。緩い登りを2つほど登る。Ca628mを過ぎてフェンス沿いになり、
金網フェンスが途切れた所(10:45)から前回同様に右へと古い道を下る。
2箇所ほど崩落しているところは同じだが、根から倒れた倒木が何本も増えていた。
台風や大雨の影響だろうか。またMICKEYが「ホントにこの道?」と疑い始める。
右下には涸れた沢筋。炭焼き窯跡の急斜面を下ると右前方に見覚えのある獣よけネット。

13:55
獣よけネットを開け閉めして舗装路に出る。
「14時からタイガースの試合が始まるよ。車でラジオを聞かないと!」とMICKEY。
14時ぴったりに公民館に着いた。この北面ルートは冬枯れの時期がいいように思った。
登山する人が多い剣尾山を、静かに楽しめるルートとしては剣ヶ鼻ルートと同様に静かで
良いルートだと思う。

来るときに通った無人朝市のところで、黒豆やネギや野菜を沢山買って帰路へ。
15時前には家に着いて、テレビでタイガースを応援したが、負けた・・・。
本日の亀岡市側からのルート
この1つ前の記録は「【兵庫】朝来市・フトウガ峰から段ヶ峰」の記録です