【北摂】大堂越から能勢妙見山


【山 域】 北摂:能勢妙見山周辺
【日 時】 2009年12月19日(土)
【コース】 能勢電・妙見口駅−大堂越−振野(点名・野間547.3m)
      −妙見山660.1m−上杉尾根−P444.1m(点名・吉川)−妙見口駅
【メンバー】MICKEY・矢問
近畿北部は雪が降るというのでのんびりしていたら、すごく天気がよいではないか。
出発にはゆっくりしすぎた。近くの能勢妙見山にでも電車で行くことにした。
晴天の妙見口 妙見ケーブルは運休期間
10:00
能勢電の妙見口駅を出て、でっちようかんとキンカンとぎんなんを買って出発。
今日はもう妙見ケーブルも動いていない時期なので妙見山も静かだろう。
MICKEYがもう記憶にないという大堂越で妙見山へと向かう。
僕は07年の2月もこのルートで妙見山に登った

空は晴天。山頂はポカポカ陽気だろうか。
ケーブル駅の左横から大堂越へのルートが始まる。
「えっ、ここから入るの?」とMICKEY。17年前にここに下山してきたことを全く
記憶していないようだ。「しっかりした道ね」「2年前よりゴロ石がなくなってるな
大堂越 振野 「点名・野間」
10:50
大堂越。2年前にはあった古い木の「大堂越」というプレートがない
その代わり2年前には無かった妙見山へと妙見口への木のプレートがぶら下がっている。
「妙見山へ行く前に、この西側の547.3mのピークへ行こうよ」と僕。
地形図では平べったい山頂のようでずっと気になっていたピーク。
妙見山とは逆の西への登りにかかる。
「テープがあるね。登っている人もいるのね」とMICKEY。

11:07
P547.3m。三等三角点「点名・野間」とある。
木のプレートの標高は547.24mで地形図とは違う。
この山は振野とも呼ぶ人もいるので「振野」のプレートもある。
静かな雑木林の山頂。北西に延びる県境沿いに踏み跡は続いている。

VX-8で位置情報を送信したが、他の局の受信はするが当局の電波は拾われないようだ。
「暖かいからここでランチにするか?」「妙見山でランチにしようよ」とMICKEY。
さきほどの大堂越へと下る途中に妙見山の斜面の寺が見えた。
今度は大堂越から東へと妙見山へ向かって登る。途中で男性1名とすれ違う。
倒れ防止のつっかえ棒? ケーブル駅からの道に出た
11;45
ケーブル駅からの道に出た。左へ行きパノラマ動物霊園を過ぎて、右へと行くとケーブル駅の
方に行く07年に行ったコースだが、今日は先ほど大堂越へ下るときに見えた寺の方へと左
へと進む。道の水たまりはカチンコチンに氷っている。
中央が先ほどの振野(点名・野間)
寺を過ぎると展望の良い墓地が続き先ほどの「点名・野間」のピークが見える。
墓地の一番上奥の手前を右へと少しヤブコギすると電波塔への道へ出る。左へと進む。

12:05
上に星嶺礼拝堂が見える。左のトイレと駐車場の横を抜けると妙見宮の売店の所に出た。
妙見宮は静か 水が氷っている
2年前は父の意識の回復を祈りに1人来たのを思い出す。「鐘突堂でも祈ったなぁ・・。」
お清めの水はカチンコチン。2〜3名がお参りに来られていた。
ケーブルが動いている時期とは違い静かだ。

星嶺礼拝堂の横の展望の良いベンチでランチタイムにした。
今日はすごく冷えるのでガソリンストーブのNOVA+を使用。メタでプレヒート。
「う〜・・・寒いなぁ。水もキンキンに冷えてるから、なかなか湯が沸かないなぁ・・」
「次からは雪の山に行くときのようにテルモスにお湯を入れてきた方が早く湧くね」

晴天だが風が非常に冷たくて耳や鼻が痛い。「う〜寒い!」2人ともダウンの中着を着た。
無線機からは加古川からのCQが入感する。

南東の光明山や天台山を通ってときわ台駅へ下山しようかと思っていたが、こう寒いと
気が進まない。「上杉尾根で妙見口に下ろうよ」とMICKEY。
「そうしようか。でもそのまま何度も歩いている尾根道を下るのはおもしろくないので、
途中から南下してP444.1mとCa349mを通る尾根を下って行ってみようよ」と僕。
「今日は新しいズボンだからヤブコギはいやよ」とMICKEY。「・・・・・」
上杉尾根はかつての参道 藪が無くなっている
13:00
バス停横の駐車場奥にある上杉尾根の入り口からスタート。
この上杉尾根は兵庫県川西市と大阪府豊能郡豊能町との境界。
久しぶりの上杉尾根はすごく変わっていた。藪っぽくなくなり、登山道は広くなっている。
「子供が幼稚園の頃に、お父さんやお母さんも一緒に初谷ルートで登って、この上杉尾根
ルートで下ったね。」とMICKEY。あの頃は父もまだ元気だったのを思い出す。
「しかし今日の風は冷たいなぁ。耳も鼻も痛いよ」と僕。

Ca534mを過ぎると南側の展望のきく地点でベンチまでがあった。しばらく休憩した。
「さてここから尾根を南下しよう」と少し戻って下り始めると背の高い笹藪。
「おかしいなぁ・・・三角点のある尾根筋だからきっと踏み跡くらいあるとふんでたのに」
と地形図を見直すと「あっ、ごめん。一本間違えてる。もう1本西の尾根や!」
「すぐ下に林道が見えてるからそれで下りようよ」「あの林道は初谷の方に行くと思うよ」

また笹藪をよいしょこらしょと登りかえす。尾根の登山道に出た。
「私は上杉尾根のままで下るから駅で会いましょ。無線機つけておくし」と冷たいMICKEY。
P444.1mへ南下 「11本に分かれているよ」
「お〜い、しっかりした尾根道になってる。こっちにおいでよ。良い道だから」と僕。
MICKEYが追いかけてきた。「ホントにしっかりした踏み跡になってるね。落ち葉が
ふかふかで気持ちいいわ。」とMICKEY。
標高500mより下になってくると急に冷たい風が暖かい風になってきた。
「やっぱり低いところはポカポカ陽気ね」「上は寒かったなぁ」
「落ち葉がふかふか♪」 P444.1m 点名・吉川
14:05
P444.1m 点名・吉川。四等三角点。木のプレートには443.97mとある。
この先の踏み跡は北西と南西に。地形図を見るとどちらの尾根も良さそうだ。
「計画通り南西に進もうと思う」と僕。ふかふか落ち葉は続く。良い感じのルートだ。
「この先に祠が見えるよ」 この尾根も参道だったのか
サルノコシカケのあるCa349mを通過し、Ca270mあたりに祠があった。
右に老健施設が見えてくるともう国道だ。右へと下りる踏み跡を見つつそのまま直進。

14:35
国道にうまく下れた。手前で見た右への踏み跡を下った方が楽に国道に出られたようだ。
国道から時計回りで妙見口駅へは5分ほど。遅い出発でも近場の山を歩けて良かった。
本日のルート
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