【北摂】長尾555.8mと野間山616m
【山 域】 北摂/長尾555.8mと野間山616m. 【日 時】 2010年5月15日(土) 【コース】 牧バス停−長尾555.8m−野間山616m −野間峠−牧太歳神社−牧バス停 【メンバー】矢問単独 |
能勢町の浄るりシアターで7月にあるコンサートのチケットが今日9時から発売だ。 早めに行ったがもう人が並んでいて26番目。整理券をもらいチケットをゲット。 時間が遅いので近くの野間山に登ろうと、野間の大ケヤキや野間峠の「心霊スポット」で 一時は有名になった「野間隧道」のトンネルをこえて妙見山の鳥居横を通り、牧のバス停 へと向かう。 |
合併記念碑 | 大阪と京都の府界の石柱 |
10:05 バス停横の空き地の端に駐車し、国道沿いに北へ。合併記念碑の文章を興味深く読む。 昭和三十三年、当時の東能勢村に亀岡市西別院町の牧と寺田を編入合併したとの事。 豊能町は基本的に摂津国だが、牧と寺田は丹波国に属している。 府境沿いに尾根にとりつこうと右手の空き地から回り込んで斜面に向かうもすぐに多くの タラの木が混じる濃い藪で登れない(下記地図「緑」の線)。 「地形図の破線通りに峠まで行くか・・・」と竹林のアスファルト道(西別院町神地から 野間大原に抜ける道)を行きかけるが(下記地図「赤」の線)、どうもおもしろくなさそ うなので、また府境界石柱のある所から家の間を登るも、先ほどと同じ所であるタラの藪 に出て(下記地図「水色」の線)そこから進めない。 すごすごと府境石柱の所へ戻り、その横の家のご婦人に挨拶し「ここからは今は登れない ですねぇ」と教えて頂く。府境を忠実に登る今日の計画は消えてしまった・・・。 10:50 車の所に戻り再検討。「北摂の山(ナカニシヤ)」の記録と同じく、南へ少し行って住宅 地を過ぎて途中から地形図の破線に従い尾根に取り付こうと進む。破線の所手前に鹿よけ ネットが開いて踏み跡が見えるも、破線の所まで行ってみる。台地状になっているが鹿よけ ネットの開口部がない。先ほどの所までまた戻って、山道らしき踏み跡を進む。 |
幅広の山道か?? | ヤブっぽくなってきた・・ |
最初はなかなか広い山道だとと思って進んでいたが、今や人がほとんど使っていないらしく 藪っぽくなってくる。進めないわけではないが、尾根道ではなく山腹のトラバース気味 の道で展望も無いのであまり快適とは言えず楽しいルートではない。 「こんな藪っぽい作業道だったら、先ほどの西別院町神地から野間大原に抜ける旧道で峠 まで行って長尾の三角点に向かえば良かったなぁ・・・」とちょっと後悔。 11:30 西別院町神地から野間大原に抜ける旧道の峠のような所に出た。 やはりここまでは、あの竹林のある旧道から来た方がずっとましだったと思われた。 ここから北に一旦下るようなルート取りで長尾の三角点に向かう。 低山特有のわかりにくい地形で地形図とコンパスを頻繁に見る。 |
長尾の三角点 555.8m | 巡視路を目指して行く |
11:35 長尾の三角点 555.8m。ウグイスの声が実に多い。 小さな山頂札がある。全く山頂らしくない檜と雑木の展望のない山頂だ。 長居は無用と、先ほどの峠へと登る。そこからは尾根沿いに送電線ルートを目指して進む。 時々古いテープがある。日差しが木々に遮られて直接当たらず涼しいのが救いだ。 ナラ枯れが進んでいるような虫の穴と木くずが出ている木が目立つ。 巡視路の立て札があった。北からもここへ来られるような道がある。 ここからは巡視路らしく明確な踏み跡で、藪っぽい感じは無くなった。 もうすぐ山頂というところで露岩が少しある。 |
野間山616m 山頂 | JH3JFFさんのプレート |
12:20 野間山616m 山頂。小さな山頂札が複数ある。NHKのテレビアンテナがあり、その柱 に山ランのJFFさんの消えかかったコールサイン札もぶら下がっていた。 展望は無く木々の日陰でランチタイム。涼しくて気持ちよい。 |
VX-8DでのAPRSを試す/成功 |
無線機VX-8Dを出してAPRSを試す。うまく反応。昨日の夕刻から430FMのメイン は無変調の電波が出っぱなしで、東床ノ尾山のやまあそさん達にメインでコールできない。 札がぶら下がっているJFFさんの声が金剛山系の大日岳から聞こえものの、タイミングが 合わず交信できず、残念。 |
13:00 さて、先ほどの巡視路札のところまで戻って西の谷筋破線を下ろうと歩き始めたが「展望 無しで終わるのはもおもしろくないな・・・」と考えを変えて、野間峠まで南進することにした。 巡視路だしとても歩きやすいと、送電線鉄柱そばからの西側の展望はとても良い。 13:20 地形図のCa573m地点の送電線鉄柱の所は、展望が良いことを期待していたが周囲を檜と 雑木で囲まれていて展望なしの期待はずれだった。 車の音が聞こえだした。野間峠が近いのだが、隧道のどのあたりにこの巡視路は続いてい るのか興味があった。隧道が近づくとルートは左へと下降していく。 コバノミツバツツジがまだ少し咲いている。 |
鳥居前に出た | 黄色看板の左手奥が巡視路 |
13:30 出たところは、なんと妙見山へいく鳥居前ではないか。こんなところに巡視路があったとは。 |
牧太歳神社 |
ここからは車道から野間口集落をショートカットして、能勢随一の大杉のある牧太歳神社 の前を通る。鳥居の背後には樹齢三百年の立派な大杉が2本。 周囲の田んぼは苗代作業が進んでいた。明日が田植えのようだ。 山頂でも聞こえていた、京都の御林山からJO3ALUさんのCQが聞こえたので応答した。 14:15 牧バス停の車の所に到着。歩数は14,000歩程度。 妙見山の駐車場へと車で登って行ったが、今日は無線をしているモービル局は見当たらな かった。タイガースのデイゲームが始まった時間。テレビ観戦のする為に帰路についた。 |
本日のルート |
この1つ前の記録は「【芦生】カヅラ谷から小野村割岳」の記録です |