【紀北】生石ケ峰(870.1m)
【行き先】 長峰山地(和歌山) 生石ケ峰(870.1m) 【日 時】 2005年12月25日(日) 【コース】 小川宮−大観寺−笠岩−生石ケ峰−生石神社−旧札立峠−小川宮 【メンバー】MICKEY&矢問 |
昨日は京都の芦生へ行ったが、美山から先は120センチほどの積雪であった。 狙っていた尾根筋に取り付きたかったが積雪で車のデポ地が見つからず、また吹雪 の悪天候となり気分も下がり敗退した。今日は晴天の和歌山へと向かうことにした。 10月に山ネットの一行が行った「生石ケ峰」に行くことにした。関西百名山の1つだ。 林道やドライブウェーがあり直ぐに山頂に行けるが、せっかく和歌山まで行くのにという MICKEYの意見に従い「おいしハイキングコース」の小川宮からぐるりと回る3時間ほど のコースをとることにした。 |
左は竹林・右は杉の植林 | 大観寺の鐘の横には干し柿 |
8:00 八幡神社横の小川宮のバス停の近くに車を置いて出発。しばらくは車道歩き。 車道は梅本で東に向かうが、ハイキング道は大観寺へ直進し登っていく。 右は杉の植林帯、左は孟宗竹の竹林だ。 大観寺でまた車道歩きとなる。斜面にはミカンや柿、ビワの木が多い。 大観寺の鐘突堂には正月前だからか、柿が干してある。 鐘突堂で干し柿をしている光景は初めて見た。良い味に仕上がるのかな。 |
弘法大師の押し上げ岩 |
ここから西南の方向の景色は綺麗だ。「弘法大師の押し上げ岩」がある。 修行僧時代に登った際に、通行の邪魔になりこの岩を押し上げ、手形が残ったという。 「ホンマカイナ〜」と僕。手形に手を入れるMICKEY。 |
白樫の樹 | くるぶしくらいの積雪 |
8:50 大きな白樫の樹がある。不動の辻がここらしい。(0.3キロで立岩不動がある) 道標には山頂まで1.8キロ、看板には2.5キロとある。どっちが本当なのか?? ここから登山道に入る。道には雪が見えだした。林道と交差する「竜王水」とある所。 「どこかに飲み水があるのかな」と探すがよくわからない。 足跡がある。途中で男性1人を挨拶をしつつ抜いた。今日初めて人と会った。 くるぶしくらいの積雪になりバンガローを過ぎると国民宿舎。営業していないのかな。 |
町営の国民宿舎 | 笠岩 |
9:45 「生石高原」という案内板の所に出た。レストハウスはまだ閉まっている。 くるぶしより少し上の積雪。真っ青な青空が綺麗だ。 ここからは東に進む。「笠岩」がデーンと居座ってる。ススキと青空と真っ白な雪。 「すごく綺麗よね!」とMICKEY。誰も歩いていない尾根筋を進む。気持ちいい。 |
「もうすぐ山頂よ」とMICKEYは先に | 生石ケ峰の山頂 |
10:05 生石ケ峰の山頂。360度の大展望。西には護摩壇山や伯母子岳も見える。 山頂で展望を楽しみ、さらに東にある生石神社(しょうせきじんじゃ)へと向かう。 下り出すとこの斜面は膝くらいの積雪。MICKEYはどんどんスピードアップ。 |
山頂からの下りは膝くらいの積雪 | 生石神社と背後の大岩 |
10:25 生石神社。見上げるほどのすごい大岩が社殿の背後にあり、これがご神体の巨石らしい。 社殿横には「楠本生石神社」とある。 生石ケ峰の山名の由来は、ここの巨石の大石を生石と書くことに由来しているという。 屋根のある狭い休憩所でラーメンを作り軽い食事をとった。体が暖まる。 ここからは旧札立峠を目指し、そこから尾根筋を通る一本松コースを小川宮へと進んだ。 年配のご夫妻が登ってきた。ここの道はほとんど雪もなく、落ち葉の絨毯で実に気持ち 良かった。「イノシシの仕掛けあり。危険」という注意書きが2カ所あった。 |
落ち葉の絨毯の登山道 | 綺麗な棚田の風景 |
棚田の美しい景色が見える。登った生石ケ峰も見える。MICKEYは先に行きもう見えない。 杉の植林と共にシュロの木が沢山生えている。なんとなく南国風だが、自生とは思えない。 何故こんなにシュロが多いのだろう・・・。山主さんのお好みなのかも知れない。 一本松コースから集落に出ても柿、ビワ、ミカンそしてシュロの木が目に付く。 12:30 集落からは一本松コースのすぐ北の、春には美しいだろう「桜の小径」を経て小川宮へ 到着。帰路も渋滞無く、途中で実家によっても15時には帰宅できた。 |
本日のルート |
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