【京都丹波】残雪の大江山(千丈ヶ嶽832.5m)


【山 域】 京都府福知山市/鍋塚・鳩ヶ峰・大江山
【日 時】 2010年3月27日(土)
【コース】 千丈ヶ原林道分岐−鍋塚763m−鳩ヶ峰749m
      −大江山(千丈ヶ嶽832.5m)−鬼嶽稲荷神社−林道分岐
【メンバー】MICKEY・矢問
数日前の雨が北部では雪だったと聞く。晴天の残雪を狙って酒呑童子の里へと向かう。
ワンコの朝の散歩があるために出発が予定より遅れたので、舞鶴道を使って行くことにした。
2時間ほどで行けそうだ。(もう30分出発が遅かったら、宝塚から茨木までの大渋滞だった)

宝塚ICで、D-STARにて伊丹付近からCQを出されていたJG6JRHさんとQSO。
鹿児島の山々に登って800q走行し、これから新潟に向かうという。すごい!

酒呑童子の里に入り大江山キャンプ場の前を通っていく。「懐かしいわ〜!」とMICKEY。
このキャンプ場には18年前の5月に家族+愛犬ラッキーとともにキャンプに来た
千丈ヶ原駐車地点からの大江山 林道途中から鍋塚へのルートへ
8:15
林道分岐を出発。鍋塚と鳩ヶ峰の稜線鞍部まで車で行けるが、稲荷に下山して戻るので
分岐点の空き地に駐車しておくことにした。林道も先日の雪で雪景色。斜面から流れ出る
水はつららを沢山つけている。出発時点から晴天に雪景色が美しくてMICKEYも上機嫌。

8:40
鞍部に向かう林道から離れて、鍋塚への近道の右手の工事中の林道に入る。
雪はくるぶしを越えるくらい積もっている。サラサラのパウダースノーで気持ちよい。
MICKEYはスパッツをつけているので、先に行って踏み跡をつけてくれる。
「もうすぐ稜線よ〜」 「稜線に出たわ」
9:00
稜線に出た。右の鍋塚へと向かう。ここからは600m。
鍋塚が見えてきた。風がきつければ寒いが、それほどでもないので丁度良い。
登る斜面は稜線よりもやや雪が深い。振り返ると次に行く鳩ヶ峰や大江山が見える。
鍋塚に向かう 鍋塚763m山頂は展望良し!
9:15
鍋塚763m。出発からちょうど1時間で山頂。
雪で覆われた山頂からの展望は素晴らしい。ベンチにも雪が積もっている。
「良い眺めね〜」とMICKEY。雲海も少しある。
午後から天気が下り坂になる予報なので、雲の出ないうちに先を急ぐことにした。
鳩ヶ峰と大江山へと向かう 林道終点の休憩所とバイオトイレ
9:45
鍋塚と鳩ヶ峰の稜線鞍部の林道終点地点。広い駐車スペースもある。
休憩所の建物は中も綺麗にしてある。横のバイオトイレはこの時期利用できない。
鳩ヶ峰749m山頂から鍋塚 大江山へ向かう
10:05
鳩ヶ峰749m。ここからは先ほどの鍋塚もこれから行く大江山も見える。
北の集落もとても近くはっきりと見える。「この山も展望がいいね」
「人の声がするよ」 大江山(千丈ヶ嶽832.5m)
10:40
大江山(千丈ヶ嶽832.5m)。男性3名女性1名のグループが休憩している。
集合写真のシャッター押しを頼まれた。これから鳩ヶ峰の方に行くらしい。
僕たちはお湯を沸かして早いランチタイム。そしてコーヒータイムにした。
VX-8DでのAPRSは小浜市のJE9HVN局に
無線機をワッチすると、五台山からJJ3BHNさんをコールしている声に聞き覚えが・・・。
「だっちゃん?」と呼びかけると「そう。矢問さ〜ん」と。久しぶりにQSOできた。
モービル移動中のJN3IRCさんともQSO。
一山にOAPさん達と登っているやまあそさんをコールすれど、まだ登り途中なのか
応答なし。
「ブナ林が綺麗ね」 18年ぶりの鬼嶽稲荷神社
11:45
鬼嶽稲荷に向けて出発。10分ほどしたところで鈴の音。山伏の格好の男性とすれ違った。
気温が上がってきて、木々についていた樹氷がバラバラと落ちてきて頭に当たる。
ブナ林が始まりどんどん鬼嶽稲荷神社へと下る。

12:10
18年ぶりの鬼嶽稲荷神社。ほとんど記憶にないが、ここで息子と写真を撮っている。
(この神社から300mほど下った鬼の洞窟でも息子と写真を撮ったのを思い出す。
 せっかくだから今日も行っておけば良かった・・と、後悔先に立たず・・・)
稲荷神社の休憩所(鍵がかかっており入れない)の横からも展望がよい。

雪のアスファルト林道をどんどん下るのだが、雪が積もっているのでクッションがあり
膝に優しい。いつもこういうクッションのある林道下山ならありがたいのだが。

高度がどんどん落ちるので、一山のやまあそさんをコールしてみたら繋がった。
腰の故障でしばらく山行を休んでおられたOAPさんの声もお元気そうだ。

12:45
車の所に到着。朝あった林道の雪がほとんどとけていた。
出発時は気温が0℃だったが、13℃になっていた。
鬼の足跡 鬼の岩屋
せっかく来たので、18年前の思い出のキャンプ場、子供達と写真を撮った鬼の足跡、
頼光の腰掛け岩も見に行った。
そのあと、鍋塚の北東のCa740mピーク南西にある「鬼の岩屋」へも、車で航空管制塔まで
行き、徒歩で岩屋まで雪のルートを行った。
途中に展望の利く場所がある。岩屋まではどんどん下る残雪の深いルートだった。
「鬼の岩屋」は記憶にないので、ここは初めてだ。立派な展望台まであった。

鬼の岩屋では大江山から下山するときにすれ違った山伏姿の方がホラ貝を吹いておられ、
また鍋塚の方へと行かれた。

帰りは高速を使わず、9号線から173号線で、デイゲームを聞きながら帰った。
今日も城島の活躍でタイガースは勝った!
本日のルート
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