【北摂】大岩ケ岳(384.1m)から武田尾へ
【行き先】 北摂・大岩ケ岳(384.1m)から武田尾へ 【日 時】 2012年12月1日(土) 【コース】 JR道場駅 9:03a.m.−千刈ダム−西から東の尾根道−大岩ケ岳(384.1m) −尾根道南下道−丸山の西側南下−川下川貯水池−JR武田尾駅14:10 【メンバー】MICKEY・矢問 |
今日はまた北部の天気がパッとしない。昨日はMICKEYが1人で中山連山を歩いて来た らしいが、今日も行くというので、先週に続き今日も近場を模索する。 清荒神の付近では、堰堤工事で道が変わっていたらしい。そして山本の溶岩窯のパン屋が 閉店していたらしい。「エスポワール有」のカレーパンは絶品だったのに残念だ・・・。 今日は、2003年6月15日(日)に「駅からすぐシリーズオフ」のしぇるぱさんが広島へ転居 される前に「送別ハイキング」に囲炉裏の仲間達と行った時と同じルートをMICKEYとともに 電車でゆっくりとランチハイキングに行くことにした。 |
青空がのぞいているが・・・ | 貯水池敷地内のモミジの絨毯 |
道場駅に9時3分着。駅には待ち合わせをするハイカーが沢山いた。どこへ行くのだろう。 僕たちは出発。だれも後ろから来ないし誰も前を歩いていない静かな道だ。 千刈貯水池までの道にはドングリが沢山落ちている。貯水池の敷地内の塀の中をのぞくと もみじの絨毯。ダムの対岸の道を我々より先に大きなザックの女性が一人歩いている。 |
橋を渡って右へと少し戻る | パラパラと雨が・・・ |
駅ではあんなに青空だったのに、ダムの橋を渡っているとパラパラと雨が降ってきた。 橋を渡り逆方向に少し戻るように歩き、左へと登り始める所で先ほどの女性とご挨拶。 「駅ではあんなに晴れていたのに雨とは・・」と女性。「うんざりですね」と僕。 女性は雨具などの用意をされていたので、僕たちはフェンス横をもう少し登った平らな ところで着用すべく先に進んだ。そして平らなところで雨具を着用。 「この前モンベルで買い換えた雨具のデビューが今日とはねぇ・・・」とMICKEY。 「僕も今週買い換えたデジカメのデビューが雨とはねぇ・・・」と僕。 |
「せっかく登ったのに下るのね」 | 「大岩ヶ岳が見えてきたよ」 |
9:50 貯水池が見えるところに出た。「山の友 ここに眠る」という木柱が立っている。 遭難もしくは事故で亡くなったのだろうか。分岐が多いので地形図と比べつつ進む。 雨はすぐに止み、陽が差した。風はとても冷たいので雨具を脱がずにそのままで進行。 「途中で右の尾根筋に入らないと北面の岩壁のところに行ってしまうから注意して」と僕。 北面の岩壁は03年に助役や佐野さんと「是非行こう」といいながらまだ実現していない。 |
対岸のゴルフ場 | 高速道路の工事が見える |
10:15 「あっ、古い道しるべがある」とMICKEY。「大岩ヶ岳は右へ」と記してあった。 そこからは急登。一歩一歩登る。暑がり二人にはこの寒さは逆にバテずに助かった。 「土が青っぽいね」とMICKEY。ほんとに変わった色をしている。 西対岸の千刈CCでゴルフをしている人が小さく見える。三田の街も見えてくる。 |
「やっと着いた〜」半袖の相棒 | 渋い秋終盤色 |
10:45 大岩ヶ岳 384.1m山頂。山頂札は地形図に合わせてか「大岩岳」と記してある。 「うわ〜、きれいねぇ」とMICKEY。渋い秋色の山々など周囲の展望は素晴らしい。 羽束山方面の展望も素晴らしい。 「無線でCQ出さないの」とMICKEY。「天気も怪しいし、今日はやめておく」と僕。 しぇるぱさんの送別オフの時にひな子さんやとっこちゃん、みーちゃんもここに来た。 「とっこちゃん、元気にしてるかなぁ」とMICKEY。 「和歌山市会議員夫人となって、とっこちゃんも婦人会などで頑張ってるよ」と僕。 |
また青空が出てきた | 綺麗な景色だ |
新しいデジカメでパノラマや3Dや接写や望遠などで写真を沢山撮って休憩していると 下で会った女性が、1歩1歩と登って来こられた。 「おや、アイゼントレをされているのですね」と僕。「はい」と笑顔で女性。 大きなザックでボッカ訓練もされている様子。アイゼンの爪には沢山の落ち葉。 「私、長いことアイゼントレしてないわ〜。えらいよねぇ」とMICKEYが感心していた。 「今日はどちらまで行かれるのですか」と僕。「武田尾までです」と女性。同じだ。 |
藪尾根修了〜 | せせらぎ横を下る |
10:55 どちらから下山しようかと偵察。やはり以前と同じルートで丸山方面に下ることにした。 ここからの下山は、MICKEYが苦手とする急下降。アイゼンの女性も下山開始された。 「丸山湿原」とある道標分岐。「左右どちらにも行かず尾根道を登って行くよ」と僕。 「またか・・・やっぱり藪道かぁ・・」とMICKEY。登り出すと笹道となり下り始めるとシダ道 となった。あまり歩いていないようでうっすらと踏み跡がある程度。 尾根ルートを下りきると、アイゼンの女性が右(西側)ルートから来た。 丸山湿原の手前で男女年配数名のグループがトイレ休憩されていた。 「丸山に登りたい?」と僕。「展望もないのならパスでいいよ」とMICKEY。パスした。 丸山の西側の南下路は保護のために別迂回ルートがやや上に並行して作られている。 |
丸山湿原保護区間 | 岩尾根下山開始 |
11:45 丸山湿原の西回り東回りの分岐で、僕たちは人が来ないだろう東回りをチョイス。 しばらく進み、ベンチでランチにした。お湯を沸かし力うどんとコーヒー&ケーキタイム。 木の葉がハラハラと上から落ちてきて良い風情だ。「今日も静かで良いルートだった」と僕。 「外で食べるおにぎりは美味しい〜。今度はサギソウの咲いている頃に訪れたいわ」と MICKEY。 先ほどの年配グループは道場方面に戻るのか、西回りを歩いている様子。大きな話し声が 湿原を挟んで聞こえる。「こっちのルートで正解だったね」とMICKEY。 |
岩場の急下降 | 徒渉を数回 |
「ここから先はさらに岩場の急降下と沢筋の徒渉があるから気を抜かないように」と僕。 岩尾根を下り急降下開始。沢筋に下りるとMTBの男性。ここから担いで登る様子。 |
ダムの上部に高速道路が | 高速道路下を通過 |
12:45 川下川ダム北部のアスファルト道にでた。ここからしばらくはアスファルト道を「新名神 高速道路」の工事をはるか上空に眺めながら歩くことになる。「これはスゴイ工事だな!」 今年の6月6日から平成27年9月18日まで「道場生野工事」としてされている。 |
河川沿いへと下る | 「壁の中央部のバンドだよ」 |
13:15 「どこかで川岸に下らないと武田尾には行けないんだけど、変わったなぁ・・」と僕。 カーブのカードレールの奥にうっすらと踏み跡を見つけた。「ここだ!」と下る。 JRの線路のすぐ北側を平行に下るのだ。増水時のゴミが川岸に沢山ある。 「これで武庫川の左岸沿いに歩ける。増水していたらちょっと無理だけどね」と僕。 |
「違う。もっと上のバンドへ!」 | 「あら〜、ここか〜」 |
「1つ目の岩壁はやや上のバンドに登れば通れるから」「了解」 2つ目の岩壁は、下から巻くはずだが上を見るとボルトを打って赤いザイルをぶら下げて ある。「登って偵察してくる」と僕が行く。ロープの所まで行ったがどちらも垂壁を下らない とならない。身軽な人なら良いが、わざわざ危険なことをする必要はない。 「下を巻いた方が楽そうね」とMICKEYは先にへつる。「それが正解。上はダメ」と僕。 |
振り返るとまた青空 | あの岩壁は下部を巻く |
「増水なら下部は厳しいね」 | あとは綺麗な落ち葉ルート |
少し右手の斜面を登るとここからは綺麗な道だ。「あとは駅までここを歩くのみ」と僕。 途中に2006年9月に「JR武田尾駅−馳渡山−大峰山−長尾山−中山−P361m−多田 神社」まで歩いたときの馳渡山(かけわたりやま)へ取り付いた尾根の先端地点があるの だが、以前は無かった建物が今は建っていた。「変わったものだなぁ・・・」 |
温泉地の紅葉は素晴らしい | 武田尾 |
流石に温泉地。紅葉が綺麗だ。今日は温泉で汗を流すのはパスすることにした。 14:10 武田尾駅に到着。14時16分の電車に乗れたので、15時には家に帰れた。 たまには電車での近場の静かなお手軽ハイキングもいいものだ。21,119歩。 |
本日のルート |
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