【兵庫】ブナ新緑のやまあそオフ・三久安山


【行き先】  宍粟市・三久安山(1123.2m)
【期 日】  2011年5月15日(日) 
【メンバー】 やまあそ、作畑ガール(ともみ)、OAP、丹波のたぬき夫妻、とうこ
        TQF、MXF、たら、ちゃ〜、裏人、矢問
【コース】  引原・三久安山登山口−三久安山−北尾根−藤無峠・藤無山登山口
昨日登った赤谷山を下山した際に突如やまあそさんに誘われた同じく宍粟市の三久安山へ、
やまあそさんの下男としてオフに参加。
三久安山には07年4月に東のトンネルからのルートで相棒と登ったことがある。
ブナの素晴らしい山だ。

今日の下男たちの車の集合場所は、ウチの家からは3時間かかる若杉峠の西の道谷林道
入口に8時半集合。昨日と同じく朝4時起きで家の近くの吉野屋で朝食をとり高速に乗る。
宝塚のJA3OTIさんがCQコンテストで声を出しておられたので応答しコンテストナンバーを
サービスした。朝4時から声を出しておられたようで、僕が今日の初QSOとのこと。

昨日と同じく中国道・山崎ICで下りて国道29号線を北上。音水湖の横を走っていると
JN3DQK丹波の父たぬきさんからモービルコール。昨日僕が報告した青ザゼンソウを見に
行ってから8時半集合の地に向かうという。僕も到着が早すぎるので、そちらに向かい、
一緒に青ザゼンをたぬきさんご夫妻と見てから、やまあそさんとの集合地へと向かった。

たぬき号と矢問号が待っていると、やまあそ号が若い女性を乗せて到着し、TQF号が到着した。
若い女性は作畑ガールさん。TQFさんとともに作畑ガールさんは初顔合わせなのでご挨拶を。

作畑ガールさんが予想していたより若いのには驚いた。TQFさんとは無線で3度交信し
た事があるが、お会いするのは初めて。4台で林道を下山地点へ向かい、3台を藤無登山口に
デポしてやまあそ号でスタート地点へと向かった。

スタート地点には、この宍粟50山を整備された1人であるOAPさん、無線仲間のMXF
さん、そして初顔あわせの女性達の、パラグライダーをされているちゃ〜さん、僕より遠
い奈良からのたらちゃん、兵庫の裏人さん、そして段ヶ峰ですれ違ったとうこさん。

「今日の参加は男性6名女性6名の合計12名。これじゃハーレムオフじゃないよなぁ。
目的の花はまだ1週間ほど早かったので、今日は花オフではなくブナオフに切り替え〜」
とやまあそさんが宣言。
「昨日咲いていた地点はやや危険だし、今日はそこを通らないよ」とのこと。みんな了解。
朽ちかけの丸太橋を渡る 沢筋を見ながら登る
朽ちかけの丸太橋を渡るといきなりのバリハイルート開始。手入れされた植林帯。
このあたりの山をよく知るやまあそさん独特のルートで稜線まで登る。
その間にも気がつきにくい小さな花もあり、花の名前をよく知る女性陣の声でカメラを構え
つつのんびり登る。「目的の花が見られない代わりに・・・」とルートを変えるやまあそさん。
三段の滝 落ち口をのぞき込む
10:10
三段の滝があった。「ええ滝でしょう」とやまあそさん。雪解けと先日の大雨でまあまあの水量。
夏ならシャワークライムも楽しめそうだが、今日も朝は7度と低い。普段はこの水量はないかも。
「稜線の手前にもエエ所があるんですわ〜」と滝の右岸を登り尾根へと向かう。
昨日はそこから無線で僕とつながったらしい。
「もうすぐ尾根に出るよ〜」 ブナの新緑が綺麗だ
10:50
尾根に出た。ここは歩いたことがあるのでブナの様子はわかっている。
昨日の赤谷山と同じく素晴らしい新緑のブナが続く。「やっぱりこの色はいいなぁ」

やまあそさんのだじゃれもほどほどに聞きつつ、みんなは好き勝手にブナ林を楽しながら
登るスタイルになった。MXFさんはレピータをサーチされている。
和歌山県の紀の川市からCQコンテストでCQを出しておられたJH3SKCさんに応答。
登りながらのQSOは息が少々切れた。ふぅ〜。
「あ〜、今日も気持ちよいブナ林」 三久安山の山頂
11:30
山頂は2つ3つのグループが食事中だった。我々も山頂からやや東側でランチタイム。
みなさんから果物やお菓子などが回ってくる。「ありがとうございます」

山頂の様子が以前と全く違って明るくなっている。下草や低木が無くなってしまっている。
北側の展望も以前とは全く違って良くなっているのには驚いた。まるで別の山のようだ。
やまあそさんも「来るたびに変わってしまってるんよ」とのこと。

頑張って無線の4級免許をとったたらちゃんに数人がリグの使い方などを説明する。
僕はD-STARで生駒、六甲、有田のRPTにCQを出すも、昨日と違い応答なし。残念。

QAPさんから2月の積雪期の山頂写真を見せて頂くと山頂の木柱が数センチ顔を出して
いるだけのすごい積雪。「こんな雪の時も良さそうですね。また登ってみます」と僕。
やまあそさんと作畑ガール 集合写真の12人衆
VX-8でAPRS発信
やまあそさんと作畑ガールさん(ともみちゃん)の音楽セッション開始。
やまあそさんが得意のオカリナで、ともみちゃんがアンデス25Fで「アメージンググレイス」。
東日本の方々へ気持ちをこめて演奏されました。山頂で二人の息のあった曲が流れて、
周囲のグループからもアンコールの拍手。
それに応えて、次はやまあそさんがソプラノリコーダー、ともみちゃんがアルトリコーダーで
「ピタゴラスイッチ」の演奏。またまた山頂にいる人達が拍手〜。

「やまあそさんですよね。ホームページを参考にさせてもらっています」と女性が近づいて来た。
やまあそさんは嬉しそう。

12:10
そうこうしているウチに神戸新聞で呼びかけられていた姫路のグループなどが登ってきて、
山頂はとても賑やかになったので、我々は集合写真を撮って出発することにした。
藤無山がよく見える 北尾根も素晴らしいブナ林
ここからは北へ進路をとる。このルートは僕は初めて。ここもブナが続く良い尾根だ。
「いいねぇ」「綺麗よねぇ」という声が続くブナ林。
昨日の赤谷山と同じくブナ林につきもののムシカリの白い花が咲いている。
女性の多いグループが向かってきた。OAPさんのお知り合いのようだ。
ずっとブナ林が続く♪ 枯れ木の中にやまあそさん
「うわっ、コシアブラがある!」という声に数名がきょろきょろ。
コシアブラ族と散策族に自然に別れつつも、進路をのんびりとブナ林の光を楽しみながら
進む。本当に気持ちの良いブナコース。
MXFさんが高松・屋島のJI5LWZさんと交信されていて、僕も久々なのでご挨拶をした。
「気持ちいいブナ林ね〜」と女性陣 伐採地での山同定
13:35
北東尾根への分岐点で休憩タイム。みなさんからお菓子などを頂く。
「ありがとうございます」 う〜ん、こりゃまたカロリーオーバーか??       
林道までもうすぐだ 振り返ると三久安山
14:15
伐採地の展望の良いところで山の同定が始まる。目の前は藤無山
その藤無山の尾根と、いま歩いている三久安山の北尾根の下降点が車のデポ地。
振り返りつつ進むと先ほどいた三久安山の山頂がどんどんと広がって見えてくる。
鹿よけネットをうまく回避 「林道にでた〜」
14:40
林道に下りる手前の鹿よけネットをうまく越えて林道にでた。裏人さんがここで転倒。
3台の車のデポ地までは5分ほどで到着。分乗して出発地点にもどりここで解散。
「やまあそさん、みなさんありがとうございました」

帰路は宝塚で事故があり20キロの渋滞。「あちゃ〜・・丹波のたぬきさんと同じ地道の
ルートで帰れば良かったなぁ・・」と思っても後の祭り。
赤松SAで1時間昼寝をしてから帰宅。20時10分前に家着。山よりも渋滞が疲れた。
相棒は箕面の滝道から五月山へ抜けるルートを歩いたとのこと。その際に、CQコンテスト
でCQを出している2局にサービスしたらしい。これはすごい!初めてのことだ!

今日は昨日の赤谷山よりもやや少ない、14,700歩だった。今日の走行距離は294km。
2日間とも晴天の中、ブナ林の淡い緑に包まれて、汗もかくことなく良い時間を過ごせた。
本日のルート
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