【場 所】六甲・蓬莱峡の小屏風岩・大屏風岩 【日 時】 2002年6月16日(日)8:00〜16:00 【メンバー】教授:助役さん 助教授:てるさん・ぱんちょさん 生徒:大加茂君、平蛸君、矢問&MICKEY 監視:かたくりこさん&こぱんちゃん |
1.セルフビレイ 2.支点・終了点の作り方 複数支点の応用 流動分散 3.セカンドのビレイ方法 4.懸垂下降の手順とバックアップ |
こういう教室参加は何度しても得る物がある。
数年前の初級岩登りオフでぱんちょさんと佐野さんにエイト環を落とさない方法や
セルフビレイの徹底、懸垂下降の指導を受け、そして助役にプルージックでの登攀
の指導を受け、どれだけその後の沢登りや捜索時に助かったことか。
今回はMICKEYも是非基本をマスターして、沢遡行を安全に行くことが出来るための参加。
小屏風の前にあるアンカーボルトのところで支点・終了点の講習から開始。
助役の質問に答える大加茂君 |
カラビナのどちらを岩側にするか、またその意味、てこの原理の危険などを学ぶ。
流動分散のさせ方、その意味を学ぶ。大抵、沢ではシュリンゲ2〜3本で支点を
とっていたため、使うことがなく、しっかり前に教えて頂いてたのに忘れてた(;_;)
反省!(ヤマケイ登山学校11「沢登り P78〜82、
ヤマケイ登山学校17「フリークライミングP136を復習せよ!>自分)
次に小屏風の上で助役とてるさんが待機し、下からトップロープで登る人、
ビレーする人に別れて登攀とセルフビレイ、ロープダウン、懸垂下降の訓練をした。
ロープダウンの際はロープ末端にエイトノットしておき、エイト環が最終で抜けて
しまわないようにしておくことも、沢などの下降では重要!!
MICKEYは初めての岩登り | 「MICKEYに負けてられない」と僕(^^;) | 懸垂下降の平蛸君 |
MICKEYは最初はぎこちなかったが、段々と慣れてきたようだ(^^)
MICKEYの初めての懸垂下降 | 厳しいチェックのぱんちょ助教授 | 華麗なるりこちゃんの模範懸垂下降 |
途中でぱんちょさんとかたくりこさん、こぱんちゃん登場!(^^)
りこちゃんが懸垂下降時にバックアップのテストをすると・・・エイト環にバックアップの
プルージックが詰まってしまい、再度登らないと脱出できない。長さが問題となった。
懸垂下降のバックアップの取り方でいろいろ議論。次回にも検討することとなった。
次に大屏風に移動。まずは右の面で助役がリードでルート作り。
鼻歌交じりでルート作りの助役 | 果敢にトライのMICKEY | 懸垂下降も慣れてきたMICKEY |
次々に登り、懸垂下降の練習。大加茂君と平蛸君はリードも練習。
「ホールドが細かい(;_;)」と大加茂君 |
次はホールドの細かい、大根おろしフェース。流石に平蛸君はウマイ!
僕よりMICKEYの方が断然スムーズに登りショック・・・。細かいホールドは僕は苦手だ(^^;)
「てるさんや助役のアドバイスがすごく的確で安心できる(^^)」とMICKEY。
ここではインク・ノットでのセルフビレーも実習した。
昼食後は暑さにバテた矢問&MICKEYは、しばし日陰でこぱんちゃんのおもり。
その間に、ぱんちょさんとりこちゃんコンビは華麗な登りを開始。
「ビレー解除!」「ハイッ!」と、ぱん・りこ夫妻の元気な声が響く(^^)
ぱん・りこ夫妻の登りです〜 | パパとママの登りを見守るこぱんちゃん |
大加茂君と平蛸君も2ピッチのロングルートへ。
それ行けガンガンの平蛸君と超慎重派の大加茂君は良いコンビです(^^)
大加茂&平蛸 ペアのロングルート |
助役とてるさんは左手の凹角ルートへ、ルート作り。
ぱんちょさんとりこちゃんがこぱんちゃんの元にもどり、僕とMICKEYは助役の
指示で凹角ルートへ。僕は2度目。MICKEYはロングルートで途中で一服。
でも、しっかり登りきって完登。ホンマに元気な人です(^^;)
てるさんがルート作り | MICKEYも果敢に挑戦 | 負けじと僕もアタック〜 |
暑い中、助役やてるさんは太陽にあたりっぱなしで大変だったと思います。
ほんとうに貴重な時間を賜り、ありがとうございました。m(..)m
また、ぱんちょさん、りこちゃん、こぱんちゃんもありがとうございました。
事故の無いように頑張ります。
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