【丹波】虚空蔵山から立杭の里
【日 程】2002年11月4日(月曜日・祝) 【山 行】丹波・虚空蔵山から丹波立杭陶の郷 【コース】登山口−陶の郷との分岐−虚空蔵山(596m)−分岐−立杭の里 −分岐−登山口 【メンバー】矢問、MICKEY |
丹波にある虚空蔵山をこえて息子達のお茶碗を買いにいくことにした。 片道37キロと近いので朝6時過ぎに自宅を出発。 有馬富士公園の横を抜けてJR新三田駅前から176号を北へ。 藍本の駅から酒垂神社をすぎ、舞鶴自動車道の高架近くに駐車。 |
しばらく行くとまた石柱 | 自然林の静かな道 |
7:13 登山口の石柱がある。虚空蔵堂への自然林の静かな参道。沢は涸れている。 左手に炭焼きの窯跡の石組みがある。ゴロゴロした石の多い道を登る。 |
虚空蔵堂にて |
7:29 虚空蔵堂。聖徳太子の霊夢から建てられたという。村人に愛されており、 毎年4月と9月の十三詣りでは知恵と福徳を授かる為の13歳になった娘の 成女式の習俗で、娘と親のお参りが多い。広い気持ちの良い境内である。 黒ラブをつれた男性と挨拶。お堂の右手に登山道は続く。しばらく急な登り。 |
役行者 | 陶の郷と山頂への分岐 |
7:35 般若心経が貼ってある木の下にひげの生えた役行者が祀られている。 一旦は水平道となるが再び急登となり立杭「陶の郷」との分岐点(7:45)。 そのさきにある岩を登ると露岩の展望台で、立杭の集落が箱庭のように見える。 |
露岩の展望台 | 虚空蔵山・山頂 |
7:55 虚空蔵山の山頂。「596m」とあるが、1/25000地図では「592m」の山。 1998年に来たときよりも木が成長していて少し見にくいが、晴天で見晴らしは良い。 西光寺山、有馬富士、弥十郎ケ岳、大野山なども青空に映えて美しい。 朝食にした。 |
立杭へは、なかなかの急下降 | もうすぐ立杭の里よ〜 | ヒノキの樹林帯を抜ける |
8:10 立杭に向かって出発。分岐からの下りはなかなか急。男性が1人登ってきた。 しかし階段状に整備されていて、これが登りには丁度の幅になっていて助かる。 立杭の窯の燃料でもあった赤松帯も松食い虫にやられ少ない。 そのあとはうっそうとしたヒノキの樹林帯へと続き、「陶(すえ)の郷」の バンガローの所に出てくる(8:39)。 まだ朝が早くて、値切りのきかない「物産館」の人も出勤中でまだあいていない。 朝市の準備中のおじいちゃんと話す。お稲荷さんの上の窯元を紹介してくれた。 「親切でまけてくれる」とのこと(^^)。道路を渡るとお稲荷さんがある。 お稲荷さんの祠の後ろに県下一で地域の神木の「上立杭の大アベマキ」がある。 立杭独特の「のぼり窯」があちこちにある。1300度にもなるらしい。 |
のぼり窯 | のぼり窯の裏側 |
立杭の集落にあるお稲荷さん | お稲荷さんから見る虚空蔵山 |
息子のお茶碗やMICKEYのコーヒーカップを見た。 お茶碗3つとカップ1つで2800円だったが、「山を越えて買いに来てくれたのか」と 笑顔で2000円にしてくれた。m(..)m(^^)v ここを教えてくれた朝市のおじいちゃんの店で野菜を見て大きな黒豆を買った。 おばあちゃんが「刀鍛冶の人も越してきたからまたお父さんを連れてきたげ」と 言ってくれた。また分岐へ登りかえし、青空の気持ちいいお堂でしばらく休憩して 10:50下山完了。 車を置いたところで「えっ、もう下山したのですか?」と女性2人組に 驚かれた。昨日の雲取山でも言われたなあ(^^;) 車で帰り出すと駅から団体が歩いてきていた。早い登山は静かで良かった(^^) 帰路も空いていて12:00前に自宅到着。 昨日に続き今日も半日登山でした(^^)v |
この1つ前の記録は「京都北山・雲取山」の記録です | |
1998年に「山ネット」で行った時の虚空蔵山の記録 |