【京都北山】桟敷ガ岳


【行き先】 京都北山・桟敷ガ岳(895.9m)
【日 付】 2002年4月13日(土)
【コース】 岩屋不動−薬師峠−桟敷ガ岳−ナベクロ峠−大森−薬師峠−岩屋不動
【天 候】 曇り時々晴れ
【メンバー】矢問&MICKEY

息子達が弁当を持って学校に出てからの8時半に家を出た。京都の堀川通りを北上し
岩屋不動の駐車場に着くと「山に登るのですか?登山の人は駐車しないで下さい。
もっと下の方へ行ってください」とずっと階段のところでこちらを見ていた岩屋不動の
おばさまに注意され少し下った路肩のふくらみに駐車した。

10:25
岩屋不動の駐車場入り口のすぐ手前を右手に登っていく細い登山道がある。

岩屋不動の手前右手にある ここが登山道入り口

杉の植林帯の細い道。ササが増えてくる雑木林を登り切る手前右手に六地蔵。
そのすぐ先が薬師峠。ここを右へ。(帰りは正面の大森方面からここへ戻る)

すぐ左手に円陣をくんでいるようなお墓がある。あとは静かな尾根道を歩く。
ほとんどキツイ登りがない。「なんか、家の近所の裏山を歩いているみたい」
とMICKEY。本当にそんな感じ。落ち葉の絨毯のクッションが気持ちいい。
風も冷たくて気持ちいい。「山菜ハイクのつもりが、ササばかりやなぁ(^^;)」
途中で休息中の男性2名を抜く。静かな山だ。うぐいすが鳴いている。
送電線の鉄塔。その先に桟敷ガ岳が見える。あと10分。一旦下ってまた登る。

11:35
最後の笹の斜面を登り切ると山頂に着いた。10人ほどのグループが昼食中。

男性が女性達に地図とコンパスの使い方も教えている。僕たちも食事とした。
この山頂で惟喬(これたか)親王が皇位継承争いに敗れて憂愁をまぎらわすために
ここに登り桟敷を築いて国見をしたらしい。植林も無かった頃の景色はどんなだった
のだろうか。いまは北東方面が開けて見えるだけだが、林道が走る山肌が見えるのみ。

12:00
10人グループが出発して10分経った。僕らと同じくナベクロ方面へ行った。
「途中で抜くだろうね」と進む。ナベクロ峠の手前で追いついてしまったが、
少し後ろからゆっくり進む。祖父谷峠方面に行くと予想していたが、これまた
同じく大森方面に進んでいる。「抜いていこう」とスピードアップ。

ナベクロ峠

杉林の暗い谷間を急降下していくコース。僕たちに道を譲ってくださった。
谷間の細い沢沿いのコースで、道と言うほどのものではない踏みあと。
「ピストンするより断然こっちの方が楽しいね(^^)」とMICKEY。
「ホント、ホント。静かだし道らしくないし(^^)」ただし、黄色や青のテープは多い。
雪の頃の目印かも。間隔が狭くて多すぎる(^^;)林道手前で杉の伐採が進んでいた。
倒木の間をどっちに進もうかと迷っていたら「こっちこっち」と上からおじさんが指示。
「ありがとうございます」林業の方のようだ。休憩されていた。伐採作業中で危険。
林道に飛び出た。鱒釣りもできる大森キャンプ場を過ぎて分岐を左へ。
橋を渡り薬師峠への登りが始まる。分岐が多い。左へ。そしてまた左へ。
地形図で確認しながら進む。「今日一番の登りやなぁ。暑い〜」

13:35
六地蔵のある薬師峠に着いた。「一服しよう」風が冷たくて気持ちいい(^^)
ここからは下りのみ。細い道。山菜をとりつつ下山。13:55駐車地点に到着。

途中、川沿いの道で「スピード取り締まり」をしていたが警報器に助けられた(^^;)
16:00帰宅完了。なんともラクチンな山だった。

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