【室生山地】住塚山から国見山


【行き先】 室生山地・住塚山(1009.4m)−国見山(1016m)
【日 付】 2002年3月31日(日)
【コース】 屏風岩公園駐車場−住塚山−ゼニヤタワ−国見山−ゼニヤタワ
      −南東へ下山−早高神社−屏風岩公園駐車場
【天 候】 快晴
【メンバー】矢問&MICKEY

前夜22時に家を出た。登山口でゆっくり寝るつもりが西名阪で事故があり、90分も
ロス。藤井寺でおりて地道で行くも渋滞。午前2:30に屏風岩公園駐車場到着(;_;)
最後は登り道だったので、タイヤの焦げたニオイがすごくした。

6:00
誰もいない。静かだ。鳥のさえずりが心地よい。駐車場からも屏風岩の景観はすごい!

朝焼けの屏風岩

屏風岩は標高868mあり、兜山の南西に屏風のように柱状節理の巨大な岩壁が連なっ
ており、高さは約200m、長さは約1500mある壮大な岩壁である。
駐車場から登山道を登ってすぐ左手にトイレがある。登山開始〜。
右に屏風岩の岩壁を見ながら進む。右へ急登が始まる。起きたての体にはややキツイ。
屏風の肩まで登り切ると、あとは稜線歩き。

6:35

小鳥が多い山頂 国見山が見える

あっけなく到着(^^;)山頂にはベンチがある。この山は天皇に敵対したタケルが住んで
いた山と言われている。「炭塚山」ともいわれ、山頂には村界の目印として木炭を埋設
したゆえの名とされる。また、室生側では西の「三郎岳」に対し、「次郎岳」とも呼ば
れている。ネクタイをしめたような「シジュウカラ」が多く鳴いている。
MICKEYがパンをちぎって投げると取りに来た。木のある北面以外はなかなかの展望。

北北東に見える国見山に向かう。鞍部のゼニヤタワまで下り、下った分をまた登り返す
と国見山だ。天皇が「国見」をされた丘であると言われている。

7:10

この山頂にもベンチがある。石仏もある。360度の展望だ。兜岳も見える。朝食にした。
下山路はゼニヤタワまで下り、1/25000地形図で南東にのびる破線の登山道をとる。

7:50

ここを左へ下りていく

ゼニヤタワまで下りたが、北西への「宇野川橋へ」という手書き道標はあるものの、
南東への案内はない。緯度と経度を調べてマップポインターで地図上の位置確認し、
確信を持って下る。250mほど慎重に踏みあとを下ると林道終点に出た。
その林道沿いに下りるのが地図で確認しても一致している。ここまで林道が延びているのか・・。
「うっ、地形図と景色が一致しない。80mほど林道を下りすぎてる。
あぶない、あぶない(^^;)さっき林道壁面に鉄の階段があったけど、きっとアレを登って、
踏みあとに沿っていくと屏風岩の割れ目の肩に出るはず」と戻る。

この鉄階段を登り左へ

8:17
ドンピシャ!屏風岩の割れ目に出た(^^)v。古い朽ちかけた道標がある。

鳥居もある 落ちてる道標を持って(^^;)

左には若宮神社の鳥居もある。道標によると屏風岩の稜線沿いに進んでいくと今朝登っ
た道に合流して住塚山へ登れるようだ。さてここからは屏風岩の岩壁をジグザグに下っ
ていく。道はしっかりしている。こりゃ早いし楽だ(^^) 早高神社に出た。石の歌碑が
沢山ある。ここから西へ100mほど行くと駐車場。

もっと歩くと思ってたので、なんか儲けたような気になった(^^) 

8:35
駐車場からは先ほど下りてきた屏風岩の割れ目も見える。

右の割れ目から下りてきた

駐車場に車が4台ほど来た。今から登るようだ。
さて、僕たちは兜岳に向かおう!

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