【行き先】 丹生山地・帝釈山(586.1m) 【日 付】 2002年4月29日(日) 【コース】 国道486号沿いの丹生山系縦走路−帝釈山 ピストン 【天 候】 曇り時々晴れ 【メンバー】矢問&MICKEY |
5月の連休に立山に行く予定だが、MICKEYの冬山用の靴がまだしっくり来ない
というので、靴慣れのために近場の関西百名山の1つ、六甲西部の丹生山系の
最高峰である帝釈山へ行くことにした。関西百名山としては55座目にあたる。
靴慣らしにアップダウンも適度にあり、短い距離のルートにした。
この山は、以前登ったすぐ西にある丹生山の近くにあって、かつて栄えた明要
寺の奥の院として梵天帝釈を祀っていたことからこの名がついたらしい。
11:30
国道沿いにNTT・DOCOMOのアンテナがある。そこが「太陽と緑の道」として
整備された丹生山系縦走路の途中点となるところ。「丹生山・帝釈山」と道標もある。
少し国道を南東に下ったところに稚児ケ墓山への(596.4m)縦走路への車止めの
ところに駐車して出発した。なかなかしっかりした縦走路で「丹生山系縦走路」
という木札が50mごと位にぶら下がっている。
分岐も多いが明示してあり間違うことはない。
自然雑木林の新緑が綺麗で本当にホッとできる道である。下山の男性1人。
途中で「坂本バス停・帝釈鉱山跡」への道もあるが、今回は行かなかった。
源平の源義経が鵯越の逆落し奇襲作戦をかけるため、この山系の最高峰こえた
という伝承の道もあるらしくなんとも歴史を感じさせる静かな道だ。
山頂まではずっと雑木林の中の道なので途中にちらっと帝釈山が見える程度。
「靴の調子はどう?」「長距離歩いたら擦れてるところが痛くなる」
風が冷たくて気持ちよい。うぐいすや鳥の声も多い。急登の場所には虎ロープが
張ってある。しかしたいした斜度でもないので使わずに登る訓練。
12:05
山頂には石祠が3つほど残っており、石柱やケルンもある。
南側が開けて、淡路島から播磨灘が一望できる。やや西方向に丹生山が見える。
軽く昼食にした。展望を楽しみながら涼しい風が本当に気持ちいい。
やはり、丹生山系をず〜っと縦走したほうが面白そう。
13:00
同じ道をピストンして下山。静かな落ち着いた道だった。
行きも帰りも六甲北側の東西に走る県道は渋滞知らずで、片道1時間で帰宅。
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