【芦生】秋色の谷巡り(上谷・岩谷・野田畑谷・枕谷・若走路谷)
【行き先】芦生:秋色の谷巡り(上谷・岩谷・野田畑谷・枕谷・若走路谷) 【日 時】2004年11月7日(日) 【メンバー】MICKEY、矢問 【コース】 車止(07:15)−(07:35)地蔵峠−長治谷作業所−上谷−(08:25)岩谷 −(09:20)シンコボ−(10:05)野田畑谷−(10:45)長治谷作業所−枕谷 −(11:20)三国岳(12:00)−(12:15)クチクボ峠−若走路谷 −(12:35)林道−(13:00)車止 |
梅ノ木までは星も出ていて晴れていたのにそこから先は霧雨になった。 天気予報は「芦生・降水確率0%」だったのにまたはずれか(^^;) 6時半に車止めに着いた。車は8台ほど。霧雨が止むまでゆっくりする。 |
落ち葉の絨毯ね(^^) | 霧に包まれた朝の作業小屋前 |
7:15 霧雨も止んだ。念のため雨具を着て出発。地蔵峠から枕谷へ下り、朝の長治谷作業所を 見に寄り道。黄色い落ち葉の絨毯。テントが5張りほどあった。 元の道へもどり上谷へ。静かで気持ちいい。 上谷の丸太橋は単に丸太が2本置かれていた。以前のしっかりした丸太橋は流されたのか 無くなっているが、深さもくるぶし程度で心配ない(^^)。 途中の道沿いでで大学生のパーティが休憩していた。荷物も多くてバテている感じ(^^;) |
上谷の丸太橋・浅いので心配なし | 岩 谷 |
8:25 トチとミズナラの巨木を見ながら進み、次の丸太橋手前が岩谷出合。 ザックに熊よけ鈴とカウベルをつけて岩谷へ。小川のような谷で岸辺を簡単に歩ける。 秋色の谷間だ。1mほどの小滝がある。左手には熊がいそうな大木に大きな穴(^^;)。 何度か二俣が現れるが左へ左へと本流を進む。大木や巨樹はそれほど多くない谷だ。 |
く、熊がいそうな大きな木の穴(^^;) | |
岩谷の最後の二俣は右へ | だんだんと細くなる谷筋(^^;) |
8:40 最後の二俣は右。 ここを過ぎると谷が急斜面になりだし、溝のようなところを登る。滑りにくく登りやすい。 |
稜線はまた落ち葉の絨毯(^^) | 右の谷間は紅葉が綺麗 |
9:00 稜線に出た。右(北)に小高いピークがある。 ピークから、スーッと踏み跡につられて右(東)の尾根に行ってしまいやすいが、シンコ ボへは左(北北西)の尾根。道標札のある分岐のところを左(西北西)へ進む。 |
シンコボ(永谷山) | 大木が根元から倒れている・・・ |
9:20 シンコボ(永谷山)。以前はなかった真新しい大きな山名札がある。じっとしてると寒い。 「うわっ(@_@);」落ちていた丸太に足を引っかけて転んでしまった(^^;) 朝食休憩。MICKEYがミスタードーナツで買ったドーナツを持ってきてくれていた(^^)。 静かな自然林に囲まれた台地状の山頂。「ここ、落ちつくよね(^^)」とMICKEY。 分岐から野田畑峠方面へ進むが、尾根道はおもしろくないので500mほど進んだ鞍部 から右手へ進み谷沿いに歩く。こっちの方が断然綺麗な景色なのだ。 台風の爪痕なのか、大木が根っこから倒れている。尾根にも3本ほど谷間にも数本・・。 |
うわ〜、綺麗な鳥がいるよ(^^) | 尾根筋よりも谷沿い歩きがいいね |
野田畑峠までの谷沿いは苔と木々のコントラストが本当に美しい。 トチやミズナラの巨木が並ぶ森。 「ホントに良い感じ」とゆっくり歩く。尾根よりずっと素晴らしい雰囲気が続く。 尾根の731m地点のすぐ南に入っている谷も雰囲気がよさそう。いずれ(^^) 野田畑峠の道標の直ぐ横に出て、ここからは上谷まで南下する。 岩谷、シンコボ、野田畑谷と、人に全く会わない静かな秋色の森歩き(^^)。 |
ここにも獣が住んでいそう(^^;) | 野田畑峠手前の大好きな場所 |
10:30 朝に渡った上谷の丸太橋。ここからは朝歩いた道を戻る。数名とすれ違う。 |
朝よりは霧が晴れて明るい作業所前 |
10:45 もう一度長治谷作業所へ寄り道。人が増えていた。 枕谷へ向かう。どんどん人がやってくる。ガイドが先導している。 1グループ25人程度が4グループ。細い道で待ちながらすれ違う(^^;)。 「流石に秋の枕谷は人気ですごい人〜(@_@);」あとはまた静かになった\(^o^)/ 登山道にはブナの大樹がある。 |
枕谷の赤い紅葉は今年は少ない | 枕谷の黄色く明るい登山道 |
今年の枕谷は黄色の葉が多く、赤い葉が4年前に通ったときより少なかった。 「ここも綺麗な黄色い絨毯の谷ね(^^)」とMICKEY。 |
三国峠・小さな地蔵と黄色いポスト | クチクボ峠への稜線 |
11:20 三国峠。山頂木柱の横に以前はなかった、小さなお地蔵様と黄色いポストがあった。 先客が1人いたが直ぐに下りて行かれた。僕たちはうどんを作り、昼食にした。 12:00 そのまま駐車場へ下ってもいいのだが、雪の頃の下見をかねてクチクボ峠へ下る事にした。 クチクボ峠から若走路谷を下れば、林道のどの地点に出るのかを確認しておきたいのだ。 ※この「若走路谷」は新しい昭文社の山と高原地図「京都北山」地図では、「若走路谷」と表記されているが、 同社の古い「京都北山 2 」地図では「ワカンビ谷」と表記されている。 山頂からのルートは3つ出ている。北に出ているのは山頂南東の駐車場所のトイレそばの 登山口に出る道。南へ延びるのは枕谷から来た道。 西に出ているのは野田畑峠から尾根づたいに来る道。 クチクボへは西の道で下るなら下ってすぐ右への尾根に乗る。 北の道を使うなら少し下った台地状の所で左にルートをとり、隣の尾根に乗り右へ行く。 山頂から北の道で下り、左が台地状になったところ(今日はここに黄色い落ち葉がかたまっ て落ちており、ここだけがとても明るく黄色く反射していた)ですぐ左にのびるかすかな踏み 跡をトラバース気味に尾根に乗ると「クチクボ峠」への道標がある。これを右へ進めば良い。 山頂からクチクボ峠への尾根道では誰にも会わない静かな尾根下り。 左は自然林の紅葉、右は植林で緑という尾根筋だ。 急降下の所は右手にロープが張ってある。 |
クチクボ峠 | 若走路谷も黄色く明るい谷だ |
12:15 クチクボ峠。道標と小さな石柱がある。ここからは東南の若走路谷を下る。 植林帯と自然林が繰り返す森の道でしっかりした作業道だ。 「ここも黄色い葉の紅葉が綺麗ね」とMICKEY。 |
林道・「三国峠登山口」とある | 車の所へと戻る | 自然林と造成林 |
12:35 林道に出た。白い木柱には「三国峠登山道・若走路(「わかそじ」と読む)」とある。 ここからは駐車地点へと、朝走った車道を歩いて登る。 途中から、道沿いに駐車してある車の数に驚く。ツアーの大型バスも数台ある。 13:00 車の所へ着いた。ここまでに駐車してある車は100台ほどもあった(@_@);。朝と大違いだ。 枕谷での大グループとのすれ違い以外、人に会わない静かな秋の谷沿い歩きを満喫した。 万歩計を見ると、僕のは25,037歩、MICKEYのは25,384歩と出ていた。2万歩クリアー(^^) |
本日の「芦生・秋色の谷巡り」ルート |
この1つ前の記録は「奈良:三輪山、額井岳、戒場山」の記録です |