【湖北】百里ガ岳(931.3m)


【行き先】 湖北:百里ガ岳(931.3m) ・・・関西百名山
【期 日】 2004年6月13日(日)
【メンバー】MICKEY・矢問
【コース】 小入谷(06:45)−小入谷越−百里新道−シチクレ峠(08:10)
      −百里ガ岳(931.3m 08:35)−P860−根来坂峠(09:35)
      −P762−焼尾地蔵(10:05)−小入谷(10:40)
「晴天で暑くなる昼までの薄曇りのうちに下山しよう」と早朝に自宅を出た。
生杉を北進すると小入谷だ。
(今日は生杉の西の地蔵峠からてるさん達、囲炉裏の仲間4名が芦生の森
を歩くため、前夜から生杉入りしている。がんばってね〜)
小入谷の登山道開始点 シロバナコアジサイが多い
6:45
小入谷から小入谷越の駐車スペースへ行く民家横の道が、トタンゲートでまだ
閉められている。「生杉まで戻って県道に入らなくても、どうせここに下りてくるし
ここに置いていこう。」と小入谷バス停のすぐ横の橋を渡ったところの空地に駐車。
登山道の白い棒からは民家横の細い沢沿い道。シロバナコアジサイがたくさん
咲いている。10分ほどで小入谷峠。百里新道の登山口だ。左の登山道へと入る。
小入谷峠の百里新道・登山口 自然林の気持ちのいい登山道
自然林の気持ちのいい道だ。風が冷たくてTシャツでは寒く長袖にする。
百里ガ岳が見えた! ブナ林の最後の登り
8:00
P805手前の尾根に出ると「うわ〜」と声が出るほどの北北東の展望が広がる。
遠く日本海も見える。左手には百里ガ岳がどっしりとした姿。
野鳥が多く鳴き声を楽しめる。「特許許可局?・・・おっ、ホトトギスだ!」
「うわっ!」鹿が左から右にピョ〜ンと横切った。
10分ほどで「シチクレ峠」。ぐっと登ると県境尾根の出合いだ。

ここから北に尾根道をすすむ。真新しい間伐の切り口跡の杉が多い。
風がますます冷たくなり、登りで汗をかくはずなのに全くかかない(^^)v
「暑がりの僕たちにはこの薄曇りと冷たい風は救いやねぇ(^^)」
「晴天になる前に山頂に行けそうやね(^^)新緑も綺麗なぁ」
立派なブナの木が多く新緑がとても綺麗な尾根道だ。
静かな百里ガ岳・山頂 ミズキ?が咲いている
8:35
誰もいない山頂\(^o^)/。一等三角点。931.3m
朝食にする。北北東に日本海が見える。昔は百里四方が見えたとか。
木地山峠方向に三角点から50mほど行くと左にピンクと白の花木がある。ミズキ?
山頂看板の横に不思議な鉄のポストがある。蓋は溶接付けされていて開かない。
「何のためのポストかなぁ。底はすこし開いてるけど」

下山は県境尾根出合いから「根来峠」に向かって西進する。
「根来坂峠への下り道は根がゴロゴロして滑りやすいなぁ(^^;)」シャレてると、男女
2名が登ってきた。僕らより少しご年配かな。「おはようございますm(..)m」
鯖街道の根来坂峠 地蔵堂の後ろの石柱
9:35
根来坂峠。
福井県側の上根来から京都へ鯖を運んだ鯖街道(小浜から朽木へ抜ける)の峠だ。
地蔵堂とその後ろには石柱がある。
地蔵堂の横にある白い木柱には「京まで遠ても十八里」と記されている。
ここから南へ小入谷の方へと下る。右手下に林道が見え並行して進む。
「鯖を担いでこんな長い道をワラジで歩いていたのだよなぁ」と昔の人を思いながら
歩いた。一度林道に出て、また50mほど行くと左の登山道に入る。
女性2名と男性1名が登って来る。「えっ、もう下山ですか?早いですね」と言われた。
林道からの比良方面の展望がすばらしい。「気持ちいいなぁ\(^o^)/」
大きなトビが大空を気持ちよさそうに飛んでいる。
比良方面の展望は素晴らしい 焼尾地蔵
10:05
林道へ二度目に出たところが「焼尾地蔵」。
男性6人グループが楽しそうに会話をしながら登ってくる。
しばらく進んでまた左手の登山道に入る。
晴天の太陽が輝きだしたが、木陰の道で涼しくて気持ちいい。
25分ほどで林道に出た。林道上を沢が横切る。
右に丸太橋があるが、浅いので林道の上を歩く。
3分ほど歩くとまた沢が林道上を横切る。浅いのでジャバジャバ渡る。
林道を左から右に沢が横切る 次は林道を右から左に沢が横切る
10:40
車のところに戻った。朝には閉まっていたトタンのゲートが開いていた。
「暑くなる前に下山できたね(^^)時間もあるし高速代節約で、国道477号で
八木へ抜けて地道で帰ろう」
生杉口から地蔵峠方面を見るとバスやら車やらが沢山駐車していた。

晴天の静かな田舎道を気分も爽快にスイスイ走って、14時前に帰宅。
自然林とブナも多く、下山時の比良方面の展望のいい山だった。
雪の頃にも行ってみたいと思った。
この1つ前の記録は「北摂:昼ケ岳(北峰595m)」の記録です