【丹後半島】依遅ガ尾山(540m)


【行き先】 丹後半島・依遅ガ尾山(540m)・・・関西百名山
【日 時】 2003年5月3日(土)
【コース】 (清水−八畑−)登山口−依遅ガ尾山ピストン
【メンバー】矢問 単独
良い天気の行楽日和。朝の9時過ぎに家を出る。冬に行けずじまいの依遅ガ尾山
(いちがおやま)へ行こう。天橋立付近で少し混んだがあとはスイスイ走れた。
丹後半島は子供達が小さかった頃、世屋高原やスイス村にキャンプに良く来たもの
だ。国道482号線清水から矢畑へ北東進。木札の道標が左へ右へと登山口へ導い
てくれるが、この木札がないと分岐が多くわかりにくい。登山口への道は綺麗な舗
装路で、登山口には20台以上停まれるスペースがある。
先客2台あり。藤の花が満開だ。
登山口から山を見る 綺麗に咲く花
13:05
登山口は駐車スペースの左から。水場がある。アザミや黄色い花が沢山咲いて
いる。
こんなに晴天では暑くてたまらない。10分ほど登ると茅葺きで三角錐の「あり
が棟」がある。「この町で神様に一番近いところ。元気で登れる感謝の気持ちと、
あなたの夢がかなうように」と記念のスタンプが焼き印された「焼き板」が沢山
置いてある。形は3種類ほどある。
僕もありがたく戴く。記帳には多くの感謝の言葉があった。
「ありが棟」 「ありが棟」の中の焼き板
夫婦連れとすれ違う
「今日は暑いですよ」と声をかけられる。本当に暑い。「あと1000m」や「スピ
ード落とせ」の木札。
石の鳥居が散乱している
「あと500m」のところには石の鳥居が壊れて散乱している。
タラの芽が伸びている。アケビの花が沢山咲いている。松の涼しい樹林帯で休憩。
暑い上に海が近いだけに急登で低山ながらなかなかキツイ。もう1組の夫婦連れ
が下りてきた。一旦緩やかに下り最後の登り。
山頂には石仏が。かつての依遅神社跡? 丹後松島方面
13:50
山頂。ここは豊受大神の降臨の伝説を生み、依遅神社はかつては山頂にあり、峠
には千軒の家があったとのこと。いま山頂には石仏が祀られている。
流石、関西百名山。雄大な日本海の景色が素晴らしい。ひとり山頂で遅い昼食を
とり下山。

14:30
下山完了。登山口の水場でファミリーがデイキャンプをしていた。
さて、聖徳太子の実母、間人(はしうど)皇后が、戦火を避けて疎開されたという
「間人(たいざ)」から178号線を西進して浜坂町から南下し、2年前に今話題に
なっている白装束集団に沢登りを阻止された扇ノ山へ登ってみよう。
またいたらショックだけど・・・。
一つ前の記録は「猪名川町・内馬場三山環縦走バリハイ」の記録です