【金剛山地】二上山と大和葛城山


【行き先】@二上山 と A大和葛城山 (どちらも関西百名山)
【日 時】2004年10月17日(日)
【メンバー】MICKEY、矢問
【コース】 @当麻つり池−祐泉寺−馬の背−二上山・雄山(571m)−雌山(474.2m)
       −岩屋・岩屋杉−祐泉寺−当麻つり池横
      Aロープウエイ駐車場−櫛羅の滝−二の滝(行者の滝)−国民宿舎
       −大和葛城山(959.2m)−ロープウエイ山上駅−二の滝−櫛羅の滝−駐車場
6:25
まだ早朝のためか、門が閉じている石光寺の横を通り、当麻つり池の横へ。
「ここはへら釣りの人のみの使用にして欲しい」と言われ、少し下った公園そばに駐車。
トイレもある。初田川の左岸沿いに登る。この早い時間に何人も何人も下山してくる。
近隣の人の朝参りのようだ。
右に崩れかけたような社殿がある。奥に社。左の沢の小さな落ち込み横に石仏。
次には左に小さな社と3地蔵。すべてに頭を下げて拝んでから歩いておられる。
祐泉寺の境内の中を通っていく
祐泉寺で分岐。左は岩屋方面。これは帰路に使う予定。寺の右の門にある構えを入る。
しばらく登ると左手に竹の長いす2本と水飲み場。
もうMICKEYはずっと先を登っている。やはり元気だ・・・。土止めの階段が続く。
左は馬の背のトイレ 大津皇子の墓
6:55
馬の背。といっても広くて真新しいトイレやベンチ、解説看板がある。
先にここから600mの雄山(571m)へ向かう。山頂には葛木二上神社とベンチがある。
その少し先(一丁)に大津皇子の墓がある。MICKEYがこの皇子の墓がどうしてここに
移されたかなどの話を詳しくしてくれた。「へぇ〜、よく知ってるなぁ。」と感心した。
「若かりし頃に、天上の虹っていう漫画で読んで記憶しているの(^^)」と。
皇子だけにこの墓は宮内庁の管轄のようだ。
こんもりとした古墳のような墓で周囲をぐるりと回ってみた。
右は雌山・左は葛城山と金剛山 雌山への登り
また馬の背に戻り下る際に、これから行く雌山やずっと奥の大和葛城山や金剛山が見える。
馬の背から100mの雌山へ。
さくらの木が多く、ベンチも沢山設置してある。
雌山の山頂の日時計
7:25
雌山(474.2m)の山頂は日時計のような石の円形物。テーブル・ベンチで朝食にした。
じっとしていると肌寒い。帰りは岩屋峠の方へ下る。
岩屋峠のすぐ下にある岩屋 岩屋杉(岩屋の千年杉)
7:45
岩屋峠。松尾芭蕉も何度も通った峠。ここを少し下ったところに岩屋と岩屋杉がある。
奈良時代に中国の石窟寺を真似て造った石窟寺院跡といわれている。
岩屋の千年杉は平成10年9月の台風7号で、かわいそうに倒れた。
岩屋峠に戻り祐泉寺方面に下る。途中にベンチと水飲み場。MICKEYが飲む。
8:15 車に戻る。さて、まだ朝が早いのでススキの大和葛城山へ向かおう。
途中の道標にも道路地図にもある「たいま温泉」を下見したが、営業されていない。

【・・・・・大和葛城山の登山口へ移動・・・・・・】

これから登る大和葛城山
8:55
県道30号を南に進み、葛城山ロープウェイ駅の駐車場へ着いた。
すべてが観光協会の有料駐車場となっていて閉口する。しかも1000円!!(@_@);
ロープウェイは片道720円。もちろん乗らずに右手の登山道へ。
手すりのついた木道や木の階段など整備された道が多くて僕的にはつまらない道。
櫛羅(くじら)の滝 二の滝(行者の滝)
9:10
櫛羅(くじら)の滝。弘法大師がこの地を訪れ、天竺のクジラの滝に似ているとしてつけ
られた名。尼ケ滝、不動滝とも言われ、この滝に浴する者は不動明王の功徳によって脳
病に効くといわれている。
石を敷き詰めた道、木橋、木道階段を過ぎると「二の滝(行者の滝)」がある。
歩幅の合いにくい土止め階段が続く。杉林のつづら折りは直登してショートカット。
国民宿舎方面への分岐を進む
9:55
分岐。左は木道を渡って国民宿舎方面回り、直進はロープウエイ山上駅へと続く。
登り時は国民宿舎回り、下り時はロープウエイ山上駅回りとした。
ロッジを過ぎると、綺麗なトイレと売店がある。ソフトクリームが下より100円高い。
冷たい風で半袖は寒いなぁ(^^;) ススキに囲まれて食事タイム
10:15
ここからススキに囲まれた道を登ると、大和葛城山山頂。
ススキの原に晴天の展望。気持ちいい。風が冷たい。ベンチで早い昼食にした。
僕は上着を車に置いてきて寒くてしょうがない。山頂で半袖Tシャツは誰もいない(^^;)
暖かいうどんを作った。昼寝をしたいような気持ちよさだ。
老年の登山グループも休憩している。80歳から89歳の方もいる。お元気だ。

ロープウエイ山上駅回りで同じ道を下った。多くの家族連れや中年夫妻が登って来る。
子供は元気が良い。女性達も元気だ。男性はどの人も息が切れている。
山頂は素晴らしく気持ちよかったが、木の階段や、土止め階段、手すりなど本当に整備
されすぎの登山道、多くの人達・・・それにあの駐車料金!!(ーー;)。

11:55
下山完了。昼までに二上山と大和葛城山を登って、帰路についた。下界はまだ暑かった。
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