【芦生】由良川・小野子東谷からP901


【行き先】芦生・小野子東谷からP901(901m)
【日 時】2004年9月20日(月)
【メンバー】MICKEY、矢問
【コース】 須後−小野子谷出合−小野子東谷−P901
      −P901南西尾根下降−P672−小野子谷出合−須後
朝3時から4時半まで土砂降りだった雨が上がった。出発するぞ!
芦生らしい緑の沢筋
6:35
須後で入林届けを出して出発。小野子谷へは駐車場から徒歩でたった20分で入れる!
小さな堰堤があり、芦生らしい苔の多い森の中の沢が始まる。
昔はブナノキ峠までの登山道として小野子西谷は使われていたので、踏み跡もしっかり
しているところが多い。
小滝が出だした(^^) 大岩の下に沢水が落ちている
7:10
東谷と西谷との二俣。今日は東谷を遡行する。15分ほどたってやっと小滝が出だした。
「こういう雰囲気、好きだわ〜」とMICKEY。静かで落ち着いた緑の森だ。
大岩の下を沢水が流れている。そこを過ぎて3分、バーンと大きな滝が!
おおっ、綺麗だね〜 どこからか登れないかな・・ う〜ん無理か・・左を巻こう
20mの滝だ。直下の釜の中からMICKEYは上を見るが「登れないね(^^;)」と。
左を巻くことにした。岩の壁の直ぐ下の鹿道に沿って巻いていく。
落ち口めがけてトラバースしてみたら、まだ岩壁。もう少し上へと巻く。
「うまく巻けた。この斜面を下るけど念のためロープを伝って降りよう」と8mmの
ロープ20mをダブルにして木にかけて2ピッチ。
ナメ滝もあるのね〜(^^) 幅広の三条4m
8:20
10mほどのナメ滝。左の水際を直登できる。
すぐに幅広の三条4mの滝。これも左を登る。
左俣のナメ滝と連続の滝群 トユ状の滝 小滝は簡単ね〜
8:30
二俣。左は地形図の「・793m」の東に南北にある沢筋で、50m以上のナメに続いて、
滝がいくつもいくつも遠くまで見える。「すごい距離続いてるね」とMICKEYも感動。
(左俣もおもしろそうな沢の感じだ)
この岩、滑りやすいね(^^;) ナメが続くね(^^) ホールドが豊富だわ
僕らが今日進むのは右俣。すぐにトユ状4mや3〜5mの簡単に登れる小滝が4つほど
続く。その次に5mほどのナメ滝と20mほどのナメが続く。
次に4mほどの小滝が4つほど続くが簡単に直登できる。
ちょっと休憩タイム 出た!15mの滝
8:50
7mの滝で記念写真。次に現れるのが3mに続いて二条15mの滝。
MICKEYは3mの滝の手前からもうあっさり左を巻いて登り始めてる。
僕は15m直下まで行って、見てみるが・・・・ うまい人なら左の水際を登りそうに
見える滝だ。が、僕には無理そう(^^;)
横の左壁をトラバース気味に巻いてMICKEYと合流し巻くことにした。
傾斜がなかなかきつくて滑りやすい。高巻きを楽しむMICKEY。苦手で怖がる僕(^^;)
落ち口の直ぐ上に出られてそこからは緩い斜面を少し降りるだけ。
「う〜ん楽しい!」と巻きの好きなMICKEYは満足そう。
すごく緑の綺麗な場所なので「ちょっと休憩(^^)」。
落ち口でちょっと休憩 芦生らしい平流の森になる 岩を抱く大杉
ここからは平流となり、森の美しさを楽しめる。次の二俣をP901直下に続く右へ。
しばらく歩くが、もう水も絶え絶えなので詰めてもつまらない。
左の尾根道に巨樹が見える!。「左の尾根を北東に登ろう」と寄り道作戦。
「すごい!!」の連発。芦生杉の巨樹の尾根だ。僕らがちっぽけに見える。
P901の直ぐ北50mほどの鞍部に出た。
圧倒的な大きさね〜! 生命力を感じるね 何かの住みかかな
「九○一」と彫り込んであるピーク P901でしばしの休憩
10:20
P901に着いた。木に直に「九○一」と彫り込んである。木を傷めるなよ・・。
これを南東に下ればカヅラ小屋のすぐ西。僕らは南西に下り小野子谷出合に出る予定。
右に尾根が見えるのが気になるが「ピンクのテープがある」と下っていくMICKEY。
「??」磁石が南南東を指しだした。「MICKEY、これ違うよ。小ヨモギに降りる尾根」
80mほど登り返し、南西へと進路変更。「綺麗な尾根筋。気持ちいいね」
ここにも、どっしり構えてる 綺麗な尾根道
11:50
P672で進路を西北西の尾根に乗る。そして尾根が西になり出すと等高線が詰まって
いる急降下が始まる。ピンクのテープが2本ずつ巻いてある木が多いが、道しるべでは
なく研究木のようだ。番号が書いてある。それを左に見ながら僕らはやや右の尾根筋下降。
急斜面のため木をつかみ、鹿道を見つけつつ下る。「鹿はえらいよね」とMICKEY。ホントに
そう感じる。とてもうまくジグザグに下っている。鹿さんありがとう!
最後の急下降も木があるので安心 今日はトロッコがありました
12:25
小野子谷出合に降りた。ピンクのテープ。この尾根を登る人はここから登っているのか。
12:40と下山完了時間を入林届けに記す。朝とうってかわって入林者がすごく多い日
だったようで、入林届けのページが増えていた。
僕らは誰にも会わない静かなルートしだったけど(^^) 駐車場もほぼ満杯になっていた。

帰路途中の美山自然文化村で汗を流した。かやぶきの里の前の畑は蕎麦の花が満開。
自宅近くの国道への出るところで一旦停止して右確認をしていたら、追突された(;_;)。
あ〜あ、バンパーに傷が・・・。修理してよ!警察を呼んだりと帰宅まで時間がかかった。
須後−小野子谷出合−小野子東谷−P901−672−小野子谷出合−須後
この1つ前の記録は「【芦生】由良川・ツボ谷から傘峠(935m)」の記録です