【京都西山】小塩山(642m)
視覚障害者の登山サークル「山ネット」のサポート山行


【行き先】京都西山:小塩山(642m)
【日 時】2004年11月14日(日)
【メンバー】山ネット・第114回 参加者
      視覚障害者12名とMICKEY・矢問を含む晴眼者サポーター40名
【コース】 阪急梅田駅8:30 −東向日駅9:12 −バス−南春日10:10
      〜小塩山12:05 昼食 13:00 〜淳名天皇陵〜大原野神社
      〜南春日15:30 −バス−東向日駅15:50−梅田17:00
視覚障害者の登山サークル「山ネット」の第114回・例会山行に、山行サポーターとして
MICKEYと参加。大加茂さんやおりーぶさん、猫むすめさんも大山小僧さんも参加された。
妻恋地蔵さんとのヤブ山登りでご一緒していた林さんも今日はサポーターとして初参加。
班分け後の出発風景 竹林の中を進む
「さあ行きましょう」と深澤さん 綺麗な竹林を抜けていく
梅田で集合して、東向日では京都や高槻方面のメンバーと合流。
親切にも阪急バスは臨時便を出してくれ、貸し切り状態で南春日へ。
5班に班分けをして、深澤さんをリーダーに出発。バス停前の焼き芋屋でヤキイモを
仕入れるご婦人達。「いも」と見れば、素早い行動にうつる女性達に感心する男性達。
振り向くとMICKEYも、ニコニコしながら買いに走ってた(^^;)。
滑りやすい登山道 頑張る川原さん
落ち葉で滑りやすいね 「次は膝高の段差ですよ」

無線機でトップと中間、ラストと交信しつつ、タケノコ畑とも言うべき竹林地帯を抜けて
小塩山の天皇陵道へ。縦に縦列進行しないと進めない位の幅の道で、堅い粘土質の
滑りやすい斜面であり、さらに落ち葉の絨毯でさらに滑る。
「頑張れ〜。」「ファイト!」「ヤッホー」と川原さんの大きな声に驚きと笑い声。
サポートの人たちも声を出し合って視覚視障者へアドバイスを繰り返す。

天皇陵参道に入る 淳和天皇陵
淳和天皇陵参道に入る 淳和天皇陵
植林帯を過ぎると自然林の道。そして管理道を2度越えて、小塩山無線中継所に出ると、
しばらくアスファルト道。そして淳和天皇陵参道に入るとまもなく山頂。
三角点は見つからない。山頂札があり、木に囲まれていて展望はない山頂。
山頂での昼食の様子 第114回の集合写真
みんなで楽しいランチタイム 天皇陵前で記念写真
この山は4月頃のカタクリの花で有名なので今は静かなもの。我々の貸し切り状態の
山頂であった。ここで昼食タイムとした。
木陰であり、今日は寒気も入っていてとても寒い。しかし、みんなの楽しい談笑と持ち寄
った食べ物の交換などでにぎやかにぎやか。楽しいひとときである。
帰路はしばらくは落ち葉の絨毯の道を進み、あとは管理道をずっと下りる。
雲海と比叡山・東山方面 展望風景の説明を受ける
雲海状態と比叡山・東山方面 展望の情景を説明する深澤さん
途中での展望スポットで深澤さんのガイドにみんなは熱心に耳を傾け質問攻め。
寒気の流入で雲海状態となり遠くの比叡山や東山方面が幻想的だ。
その説明を聞いて、視覚視障者もいろいろと想像と情景を思い描いている様子。
鯉沢の池 大原野神社の鳥居を出る
大原野神社・鯉沢の池はスイレンが多い 「あ〜、今日も楽しかったね」
紅葉の綺麗な大原野神社で休憩し、また帰路も貸し切り状態のバスで駅へ。
天気予報にやきもきさせられたが、帰宅するまで雨にはあわず本当に良かった。

万歩計を見ると、今日は18,250歩。昨日と合わせると、二日で45,000歩を越えた。
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