【京都】音羽山(593.4m)


【日 時】 2003年11月16日(日)
【行き先】 京都府 音羽山(593.4m)
【メンバー】 矢問&MICKEY、山ネット参加の方々合計44名(うち視障者10名)
【コース】 京阪大谷駅−蝉丸神社−逢坂山歩道橋−東海自然歩道−音羽山山頂
      −牛尾観音−桜の馬場−大蛇塚−音羽の滝−しずく谷不動尊
      −経岩−蛙岩−京阪追分駅
音羽山は比良にもあるが今回は京都・滋賀県境、JR山科駅の東南にある音羽山。
山頂は新幹線の「音羽山トンネル」の真上になる。
視覚障害者の登山サークル山ネット第102回例会山行のサポート山行だ。
大阪駅に8時集合。京都や奈良からの参加者は山科駅で合流する。
さあ、5班にわけるよ− 階段を登り東海自然歩道へ
さあ、5班に分けるよ〜 さて東海自然歩道へと進む
9:30
大谷駅の北の蝉丸神社で5つに班分け。僕はフリー3名とともに無線機で5つの
班全体の誘導をする。MICKEYは5班でおりーぶさんたちと全盲の山田さんをサポートする。
山田さんの知り合いのサポート初参加の大学2回生の山本さん(女性)も5班。
囲炉裏仲間の堀江さんは中学生3名達を含む3班で前島さんや宗近さんをサポートする。
前島さんのサポートに頑張る中学生 景色の説明に頑張る中学生
中学生も前島さんのサポートに頑張る 景色の説明が難しい〜(^^;)
蝉丸神社の階段を登り東海自然歩道を南下する。
心配した天気も全く心配なく、日差しもあり暑いくらいになった。衣服の着脱で
何度も小休止をとりながら進む。登りの岩道では前島さんが苦労していたが、杉の
植林帯を過ぎると自然林に変わり道も良くなった。木で土止めした階段も多い。
県境の稜線歩きは風も気持ちいい。琵琶湖が見える。中学生の石川君、寺田君、
百崎君が視障者に景色を説明したり足元の障害物を注意する。「障害物の表現や
景色の説明ってなかなか難しいなぁ。適した日本語がすぐ出てこない(^^;)」と
実感していたようだ(^^)。
山頂で三角点にタッチ 昼食風景
三角点にタッチ! さて昼食だ。差し入れも多いよ(^^)
11:25
山頂。ススキも多く展望もなかなか良い。琵琶湖も見える。発電所の送電線も多い。
この真下を東西に新幹線はトンネル内を走っている。
山ネットのメンバーで山頂は一杯。昼食タイムにした。あちらこちらから良いに
おいが漂う。
ススキが多い山頂からの展望 集合写真
ススキの多い山頂 おきまりの記念写真(^^)
12:30
下山開始。牛尾神社に向かう。丁度1時間で神社に着いた。紅葉もまあまあ。
火を司る男性神の大杉坊大権現と水を司る女性神の八頭龍王尊を音羽山の山の神
として祀っている。大杉堂の後ろには天狗杉と呼ばれる大杉がある。
ここで、自己紹介や元気賞を実施。サポート初参加の大学2回生の山本さんも元気だ(^^)。
堀江さんが11回目の参加で10回賞を受けた(^^)。
倒木を越えるサポート 牛尾神社の紅葉
「20p高の倒木またぎです」とMICKEY 牛尾神社の紅葉
神社の長い石段を下ると渓流沿いの道となる。風が渓流沿いでやはり冷たく気持
ちよくなった。大蛇塚を過ぎると、音羽の滝。「この滝はどっちから登れるかなぁ」と
言ってる沢登りモードの僕たち二人をけげんな顔で見られた(^^;)
音羽の滝 しずく谷不動尊の湧き水
音羽の滝 しずく谷不動尊の湧き水
14:25
しずく谷不動尊。ここの湧き水をみんなで飲んだ。僕たちは家でのコーヒー用に
1リットル汲んだ。左に経岩、そして右の河原に蛙岩を見ながら渓流沿いを進み、
住宅地に出て、名神高速の京都東インター横を通り、京阪・追分駅へ。山科で京
都や奈良からの参加者とは別れ、大阪へ向かった。
良い天気で気持ちの良いのんびりハイキングの1日だった。
この1つ前の記録は「芦生・大谷から三国岳」の記録です