【芦生】由良川・植橋谷から天狗峠(岳)928m


【行き先】 京都芦生:植橋谷から天狗峠(岳)(928m) 
【期 日】 2004年7月4日(日)
【メンバー】MICKEY・矢問
【コース】 須後(5:30)−(6:40)カヅラ小屋(7:10)−カヅラ谷
      −(7:30)植橋谷−(8:10)二俣−(8:35)奥の二俣
      −(9:20)稜線−(9:30)天狗峠(岳)−西南尾根下降
      −(10:55)カヅラ小屋(11:05)−須後・駐車場(12:15)
5月に東から行った天狗峠(岳)を西南の植橋谷から登ってみる。
今年はまだ沢登りに行っていないので簡単な沢歩きで足慣らし。

5:30
早朝に家を出て、須後を出発。気温は18℃。
トロッコ道を進む。斜めに傾いた2カ所の橋の天板が取り替え
られていた。春の雪の頃に来た時以降に整備されたようだ。
綺麗に天板が取り替えられている ここも新しい丸太橋に
6:40
カヅラ小屋に着いて、河原で沢装備に。軽く朝食をとる。
この先の沢歩きはMICKEYにとって初めて。気持ちいい水温だ。

ゲロク谷を右に見て、カヅラ谷本谷との分岐を左俣の植橋谷に入る。
すぐに2mの小滝。二段5mを登ると1mの小滝が4つ続く。
この谷の岩は滑りにくく、足慣らしにはGood!
左から細い枝沢の10mの滝が見える。二条3m、右に大岩のある3m、
二条5m、2m、3m、2mと小滝が続く。
すべて直登可能。なんとも簡単で気持ちいい。
7:45
倒木の2mの小滝を登ると、右斜面の細い枝沢に10mの滝。
「ちょっとお水を飲んでくる」とMICKEYはその水を飲みに。
3mに続き次の3mで「シュリンゲ〜」とMICKEY。
「おいおい、ホールドいっぱいあるよ」「いいからシュリンゲ〜!」
2mを過ぎるとハングの3m。すぐ右に2m小滝の枝沢から巻く。
次の3m、2mを過ぎると右から枝沢。上部にタムシバが咲いている。
次は三段5m、2m、2m、2m、右に枝沢を見て次は二条6m。
8:10
最初の大きな二俣。右俣の左岸に大きな木。右俣に進む。
すぐに左から枝沢。右へ進む。次の二俣も右へ。
その右俣右岸には大きな木がある。1mの小滝を過ぎると次は左へ。

8:35
奥の二俣。大きな木が分岐の真ん中にある。
ここから沢は北東へと向かう。2m、2m、3m、1mの小滝が続き
右からの枝沢を見て北へ向かう。3m、3mの小滝を過ぎると斜面が
急になる。そのあとの3mの小滝を過ぎると左から枝沢。
さらに急斜面を沢沿いに進むと、水が涸れるが歩きやすい急斜面。
少し平坦なところで休憩して登ってきた方を見る。
「うわ〜、緑が綺麗だなぁ」「ホントホント。風も涼しいし最高!」

9:20
稜線に出た。「5月に歩いたから、見覚えがあるね(^^)」
巨樹にまたまた感動しながら歩く。
気持ちのいい稜線 天狗峠(岳)山頂・928m
9:30
天狗峠(岳)山頂。静かだ。沢靴から登山靴に履き替える。
多くの虫が寄ってくる。体中に虫除けスプレーをかけると効果覿面。
全く寄ってこなくなったところで、行動食で小休止。
ブナ林の風が気持ちいい。西南尾根を下る。巨樹も点在する。
赤や黄色のテープが多いが、これは七瀬方面に続くので、720m
付近で、七瀬方面の北西に進まず、南西尾根に乗る。
ここからはテープは全くないが、いい尾根道だ。
木陰の涼しい西南尾根道
西に進路をとるあたりからは北と南が切れていて細い尾根だ。
それを過ぎると急降下が始まるが、木をつかめるので下りやすい。
「MICKEY、尾根をはずしてる。もっと右。そのまま行くと崖(^^;)」
「オットット〜(^^;)ありがとう!」
「崩れたトロッコ線路が見えたよ〜」とMICKEY。カヅラ谷出合いだ。

10:55
徒渉して小屋前の河原で休憩。男性2名が休憩中。今日初めての「人」。
地蔵峠方面から来たらしい。昨夜は満天の星で蛍の乱舞だったとか。
あとはトロッコ道を帰るのみ。
カンカン照りだが、トロッコ道は木陰で風も気持ちいい(^^)v
「こんにちは」と次々にグループとすれ違う。20名以上いた。

12:15
須後の駐車場に着いた。すごい車の数に驚いた。
植橋谷は直登できる2〜5mの小滝が20ほどあり、ロープ不要でホールド
しっかりの1級程度の簡単な沢で、沢はじめの足慣らしにはピッタリ!
その上、登山道ではなかなか遠い天狗峠(岳)にも簡単に登れる(^^)v
カヅラ小屋−植橋谷−天狗峠−尾根下降ルート
この1つ前の記録は「湖北・百里ガ岳(931.3m)」の記録です